ベンゲル監督「われわれには勝利への執着心と集中力が欠けていた」

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試合には敗れたが、ベンゲル監督は「われわれが有利なことに変わりはない」とグループリーグ突破に自信を見せた 【Getty Images】

 アーセナルは3日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第4節のシャフタル・ドネツク戦に臨み、1−2で逆転負けを喫した。ウォルコットのゴールで先制したものの、同点で迎えた前半終了間際に昨シーズンまでアーセナルに所属していたエドゥアルドに決勝点を許した。
 以下は試合後のアーセナル・ベンゲル監督のコメント。

「われわれが有利なことに変わりはない」

――CLでは今季初の敗戦となったが

 ドネツクを祝福するよ。彼らは良いプレーを見せてゲームに勝利した。われわれのスタートは良かったが、その後は執着心に欠けたプレーでドネツクにすきを与え過ぎてしまった。われわれは勝負に対する集中力を失い、ハーフタイム直前に逆転を許してしまったんだ。

――何が問題だったのか?

 ゲームにまるで入り込めていないと感じた時もあれば、集中力を感じられた時間帯もあった。個々の選手の問題というよりも、チーム全体の慢心ともいえる問題だと感じている。後半はしっかりとゲームに戻って集中していたし、チームを責めることはできない。少しだけ不運だったとも思うが、このレベルのゲームになれば、一瞬たりとも気が抜けないという、良いレッスンになったはずだ。

――クレイグ・イーストモンドの起用について

 常にそれが心配なようだが、中盤の問題というよりもチーム全体の集中の問題だ。バックラインすべてが苦しんでいた。

――グループHの展望は?

 次の試合に勝ちたいと考えているが、われわれが有利なことに変わりはない。

――ロビン・ファン・ペルシのコンディションについて

 彼はプレーもトレーニングもしていない。その状況で彼がオランダ代表に招集されたら驚きだ。

――エドゥアルドのゴールについて

 この特別なゲームで彼のゴールを見ても、わたしは喜ぶことができない。だが、このレベルで彼がプレーしているのを目にするのは良いことだし、彼にとっては非常に良いゲームだったね。

――CLとプレミアリーグのバランスについて

 今のわれわれは選べる立場にない。われわれは戦わなければならないんだ。日曜日には厄介なニューカッスル戦が待っている。われわれはできることをやり、勝利するつもりだ。

――シャフタルはラッキーだったと思うか

 おそらくね。彼らと再び当たらないことを願うよ。

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