日本、打線爆発で6回コールド勝ち!=世界大学野球選手権・中国戦
日本は初回に伊藤隼太(慶大3年)のタイムリーで先制すると、3回には伊志嶺翔大(東海大4年)のタイムリー三塁打などで3点を追加。4回には2死走者なしから伊藤の2試合連続となる本塁打など8連打で7得点を加えた。6回には岡崎啓介(立大3年)のタイムリーなどが飛び出した。
ストレートとスライダーのコンビネーションが良かった先発・野村祐輔(明大3年)が3回を6奪三振、パーフェクトピッチング。2番手・加賀美希昇(法大4年)は1安打を打たれるも2回無失点。3番手・中後悠平(近大3年)は最速150キロのストレートで2三振を奪った。
連勝した日本の次戦は、8月1日・正午から優勝候補と名高いキューバと対戦する。
■1回表
中国の先発は191センチ右腕・夏康男。
先頭の鈴木はピッチャーゴロ。2番・渡邉がライト二塁打で出塁すると、伊志嶺のライトフライで、渡邉は三塁へタッチアップ。2死三塁から、伊藤のセンター前タイムリーで日本が先制! 続く若松がセンター前ヒットを放ち、2死一、三塁と追加点のチャンスを広げたが、多木は空振り三振に倒れた。
■1回裏
日本の先発は明大3年の右腕・野村。広陵高時代には甲子園準優勝を果たすなど大舞台を数多く経験している。
李超はファーストゴロ、蒋龍庭はチェンジアップに空振り三振、張銭斌は外角ストレートに見逃し三振と3者凡退に倒れた。
■2回表
長谷川はライトフライ、阿部は見逃し三振、小池はライトフライで3者凡退。
■2回裏
ハオ国臣はスライダーに空振り三振、張小晨は外角の148キロストレートに見逃し三振、夏正彦はセカンドゴロ。
■3回表
先頭の鈴木がセンターオーバーの三塁打で出塁。続く渡邉のショートゴロエラーの間に、日本が2点目を入れた。渡邉は伊志嶺の打席で二塁へ盗塁すると、けん制の悪送球で三塁へ進む。伊志嶺は左中間を破るタイムリー三塁打。続く伊藤はセンターへ犠牲フライを放ち、4点目を挙げた。さらに、若松が四球で出塁したが、多木のファーストゴロでニ封。多木は盗塁失敗で攻撃終了。
■3回裏
董春華はショートゴロ、程ウウはスライダーで空振り三振、陳香はスライダーで空振り三振。
■4回表
長谷川はファーストファウルフライ、阿部はライトライナー。小池がレフト前ヒットで出塁すると、鈴木がセンター前ヒットで続く。2死一、三塁となって、渡邊がセンター前タイムリー。なおも2死一、三塁で、伊志嶺がタイムリー三塁打。さらに、中継の間に伊志嶺もホームに戻ってきた。続く伊藤は2試合連続となるバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打!
若松がレフト二塁打で出塁。代走に荒木。多木のライト前タイムリーで、荒木は10点目のホームを踏んだ。多木が暴投で二塁へ進むと、長谷川のレフト前タイムリーが飛び出した。
中国はここまで夏康男から左腕・姚望に投手交代。
阿部はセンターフライで攻撃終了。2死走者なしから8連打で日本一挙に7点を挙げた。
■4回裏
日本は先発・野村から右腕・加賀美に投手交代。野村は3回で6三振を奪うパーフェクトピッチング。
李超はショートゴロ、蒋龍庭は外角の142キロストレートで見逃し三振。張銭斌はチーム初安打となるセンター前ヒットを放つ。ハオ国臣は外角ストレートに見逃し三振。
■5回表
先頭の小池は空振り三振。鈴木が四球で出塁し、暴投で二塁へ進む。しかし、渡邊はレフトフライ、伊志嶺はライトフライで得点ならず。
■5回裏
張小晨は142キロストレートに空振り三振、夏正彦は外角の144キロストレートに空振り三振、董春華はライトフライと3人で攻撃終了。
■6回表
中国は右腕・董事に投手交代。
伊藤が四球で出塁すると、荒木がセンター前ヒットで続く。無死一、二塁から多木のレフト前タイムリー! なおも長谷川の打席で暴投があり、無死二、三塁とチャンスを広げる。ここで長谷川のライト犠牲フライが飛び出して13点目を挙げた。さらに、松本がレフトへのタイムリー二塁打。その後、小池のサードゴロの間に松本が三塁へ進むと、岡崎がレフトへタイムリー二塁打を放ち、15点目! 渡邊はレフトフライで攻撃終了。
■6回裏
日本は3番手に変則左腕・中後をマウンドに送る。
程ウウは144キロのストレートに空振り三振、陳香はセカンドゴロ、李超は150キロのストレートに見逃し三振。
大会規定により、日本がコールド勝ち。
1.鈴木(三)
2.渡邉(二)
3.伊志嶺(中)
4.伊藤(右)
5.若松(指)
6.多木(一)
7.長谷川(左)
8.阿部(遊)
9.小池(捕)
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