コービー・ブライアントら、NBAファイナル2010出場選手紹介
NBAファイナルがいよいよ開幕! レーカーズのコービー・ブライアント(写真)ら、スター選手のプレーに注目! 【写真提供/Photos courtesy of NBAE/Getty images/NBA.comモバイル】
西カンファレンスは、レギュラーシーズンをカンファレンスのトップで勝ち抜いたロサンゼルス・レーカーズが、順当にファイナル進出を決めた。チームの絶対的エース、コービー・ブライアントはもちろん、インサイドのパウ・ガソル、新加入のロン・アーテストの活躍も目立つ。デレック・フィッシャーのような経験豊富なロールプレーヤーもそろい、さらに名将フィル・ジャクソン監督が指揮とあって、昨年覇者のチーム力はやはり目を見張るものがある。
一方の東カンファレンスを勝ち上がったのは、ボストン・セルティックス。優勝候補筆頭と言われていた、レブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズを下してファイナル進出を決めた。チームの大黒柱であるケビン・ガーネット、レイ・アレン、ポール・ピアースの「ビッグ3」に加え、今年オールスターにも選出されたレイジョン・ロンドがチームの中心となり、プレーオフで一段とチームの完成度を高めている。
選手紹介
■ガード
デレック・フィッシャー
1974年8月9日生まれ(35歳)
身長185センチ、体重95キロ
1996年全体24位指名、キャリア14年目
4度の優勝経験を持つベテランガード。若返りを図りつつあるレーカーズにあって、コービー・ブライアントとともにチームを牽引(けんいん)する。
コービー・ブライアント
1978年8月23日生まれ(31歳)
身長198センチ、体重93キロ
1996年全体13位指名、キャリア14年目
優勝、MVP、オールスターと説明不要のリーグを代表するスター選手。31歳になった今も衰えを見せることなく、試合終盤での勝負強さは圧巻。
身長213センチの“ビッグマン”パウ・ガソル 【写真提供/Photos courtesy of NBAE/Getty images/NBA.comモバイル】
ロン・アーテスト
1979年11月13日生まれ(30歳)
身長201センチ、体重118キロ
ドラフト:1999年全体16位指名、キャリア11年目
問題児として知られるも、実力は折り紙つき。リーグ屈指のディフェンス力は今も健在で、レーカーズ移籍の今季は大きなトラブルもなく、チームに欠かせない存在に。
パウ・ガソル
1980年7月6日生まれ(29歳)
身長213センチ、体重114キロ
2001年全体3位指名、キャリア9年目
スペイン出身のフォワード。スペイン代表チームのメンバーとして、日本で開催された世界選手権で金メダルに輝いている。テクニックに優れ、コービーとの強力タッグで得点を量産するリーグ有数のビッグマン。
アンドリュー・バイナム
1987年10月27日生まれ(22歳)
身長213センチ、体重129キロ
2005年全体10位指名、キャリア5年目
期待の若きビッグマン。昨シーズンのファイナルはひざのけがに苦しめられ欠場したが、今年はプレーオフに合わせて戻ってきた。本来の力を発揮できれば、毎試合ダブルダブル(※)も狙える。
※1試合のうち、得点、リバウンド、アシスト、スチール、ブロックショットの5部門中2部門で2けたの成績を残すこと。
※上記、レギュラーシーズンの主な先発選手。
リーグ屈指のシックスマン、ラマー・オドム 【写真提供/Photos courtesy of NBAE/Getty images/NBA.comモバイル】
ジョーダン・ファーマー
1986年11月30日生まれ(23歳)
身長188センチ、体重82キロ
2006年全体26位指名、キャリア4年目
スピードと高いボールコントロールを持ち合わせた控えPG。ベンチからの貴重な活力となる。
シャノン・ブラウン
1985年11月29日生まれ(24歳)
身長193センチ、体重95キロ
2006年全体25位指名、キャリア4年目
今季飛躍を遂げたコンボガード。ダンクコンテストにも出場した人間離れした跳躍力で会場を沸かせる。
■フォワード
ラマー・オドム
1979年11月6日生まれ(30歳)
身長208センチ、体重104キロ
1999年全体4位指名、キャリア11年目
全てのポジションをこなす器用さを持ち合わせたリーグ屈指のシックスマン。リバウンドから自らでボールを運び、速攻を演出する。
■センター
DJ・ベンガ
1980年12月30日生まれ(29歳)
身長213センチ、体重116キロ
ドラフト外。キャリア6年目
プレーオフではここまでで2試合の出場に限られているが、ディフェンスでの貢献に期待したい。