早大・斎藤、2失点完投も敗れる! 慶大が先勝=東京六大学春季リーグ
早大vs.慶大 (神宮球場)
早 000 000 001=1
(慶)竹内大、福谷
(早)斎藤
東京六大学野球春季リーグは29日、早大vs.慶大を行い、慶大が2対1と競り勝った。先勝した慶大は11季ぶりの優勝に王手をかけた。
慶大は先発の竹内大助が毎回のようにピンチを背負いながらも9回途中1失点と粘りの投球を見せた。2番手の福谷浩司も9回のピンチをよくしのいだ。
早大は斎藤佑樹が最初の3回をパーフェクトに抑える投球を見せたが、4回と9回に失点した。2点を追う9回には代打・渡辺侑のタイムリーで1点差に迫ったが、わずかに及ばなかった。
1回表
満員の観衆が見つめる中、斎藤は慶大の1番・山口に初球のスライダーをレフトポール際に運ばれる大ファール。フルカウントから外角のストレートで空振り三振を奪う。続く湯本は低めのストレートで見逃し三振、渕上はセカンドゴロで3者凡退に抑える。
1回裏
2回表
2回裏
3回表
3回裏
4回表
4回裏
5回表
5回裏
6回表
6回裏
7回表
7回裏
8回表
8回裏
9回表
9回裏
ここで慶大・江藤監督が投手交代を告げる。竹内大には大きな拍手が送られる。2番手は2年生右腕・福谷。
1死一、三塁で、福谷は早大の代打・渡辺にライト前に落ちるタイムリーヒットを許す。なおも1死一、二塁で土生をショートゴロに抑えて二塁を封殺する。2死一、三塁で打席には4番・杉山。ここで福谷は杉山に四球を与えて2死満塁となる。
早大は代打・川西を打席に送る。福谷は川西を空振り三振に打ち取ってガッツポーズ!慶大が先勝し、優勝に向けて大きく前進した。
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