ベンゲル監督「お粗末なゲーム」=アーセナル公式サイト・インタビュー

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ベンゲル監督はGKファビアンスキへのファウルを取らなかった審判に苦言を呈した 【Getty Images】

 アーセナルは3日、アウエーでブラックバーンと対戦し、ファン・ペルシのゴールで先制したものの1−2で敗れた。3位の座はキープしているが、リーグ戦ここ5試合で1勝1分け3敗と苦しい戦いが続いている。
 以下は、試合後のアーセン・ベンゲル監督のコメント。

完全にアンフェアだった

――チームのパフォーマンスについて

 お粗末なゲーム。その一言だ。

――GKファビアンスキのパフォーマンスについて

 わたしは2点ともファウルだったと思っている。ブラックバーンの選手たちの狙いはボールではなく、毎回GKがボールをキャッチできないように動いていた。普通、フットボールでGKが相手によって動きを止められた場合、それはファウルになるはずだ。

――ブラックバーンはファビアンスキを狙っていたのか?

 分からない。わたしはドレッシングルームには行っていないからね。だが、レフェリーはあれを許してはならないよ。毎回プッシュされていれば、ボールに手が届く可能性はゼロだ。
 ファビアンスキの前にいた2人の選手たちの狙いはただひとつ、彼にボールをキャッチさせないことだけだった。彼らはボールを見ることさえなかった。だが、われわれの出来が良くなかったのも事実だ。だが、完全にこれはアンフェアだったと思っている。

――主審はもっとファビアンスキを保護するべきだったということか?

 ファウルをファウルと判定するのが正しいことだろう? フットボールの試合でこういうことが起こるのは非常に残念だ。GKにとっては全くフェアじゃない。彼らがうまくやったとしても、レフェリーとしてしっかり判定し、もっとGKを保護するべきだ。そうでなければ、GKには全くチャンスがない。ジャンプしてるとき、バランスを崩してるときに、一体どうしろと言うんだ?

――ファビアンスキへの信頼感に与える影響はあるか?

 彼は良いパフォーマンスを見せていたと思っている。信頼が揺らぐのはレフェリーに対してだ。

1対1では彼らの方が上だった

――アーセナルがベストパフォーマンスを発揮できなかった理由は?

 特定のパフォーマンスでそれが説明できると思っている。ブラックバーンの守備が良かったのは事実だ。彼らはわれわれよりもシャープだったし、1対1では彼らの方が上だった。不運な面もあったと思う。後半、1−1の時点でファン・ペルシに対するペナルティーが見逃されてしまった。だが、全体的に見てわれわれよりもブラックバーンの方がシャープだったし、戦っていたと思う。そうなれば、フットボールで勝利するのは難しくなってしまう。

――今季はアウエーで7敗という結果が出ているが……

 多くのチームが負けているはずだ。今、われわれはタイトルレースからも外れてしまい、何かが失われてしまっている。何かが欠けていることは、プレーを見ていても分かったと思う。それは目標へ向かって進む信念だろう。それが、この2試合で負けた理由だと思う。

――どうやって自信を立て直すのか?

 そのための1試合が残されている。そしてアウエーではなく、ホームの試合だ。

――シーズン最終戦の重要性、それとトッテナムに追い付かれる可能性について

 トッテナムにしてもマンチェスター・シティにしても、われわれがそれを心配する必要はないと思っている。それよりも、われわれ自身が良い形でフィニッシュできるかを心配しなければならない。

――(ブラックバーンの)サム・アラーダイス監督と握手はしたのか?

 ああ、握手したよ。

<そのほかの情報は、JP-Arsenal.comで>

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