バレー「日本のファンのためにベストを尽くす」=日本テレビ 特別インタビュー 第1回

日本テレビ

アル・アハリのエースとして、クラブW杯での活躍が期待されるバレー 【Getty Images】

 Jリーグ通算231試合に出場し115得点。恵まれたフィジカルと突破力を武器に、日本で驚異的な決定力を見せつけたブラジル人FWバレーの世界挑戦が始まる。9日に開幕する「FIFAクラブワールドカップ UAE 2009」(クラブW杯)で、開催国代表アル・アハリの絶対的エースとして、オセアニア代表のオークランド・シティと開幕戦を戦う。
「日本のファンのためにベストを尽くす」と意気込むバレー。大宮アルディージャ、ヴァンフォーレ甲府、ガンバ大阪で抜群の存在感を示した男が、世界のひのき舞台で目指すもの――それはゴール以外の何ものでもない。

「クラブW杯ではいいプレーを見せたい」

――日本のG大阪などでプレーした経験がありますね。多くの日本のファンは、あなたがこの大会でプレーするのを楽しみにしています

 うれしいね。日本は僕にとってとても大切な国。長い間住んでいたので、日本も日本人も大好きだよ。今でも日本のことや日本のみんなを本当に懐かしく思い出すよ。サッカーが好きな日本人は僕のことをきっと知っているはず。その人たちのためにも、ベストを尽くしたいと思う。
 一生懸命練習して、ゴールする努力をしたい。多くのファンが、僕がどんな選手か理解しているし、応援もしてくれると思っている。だから、クラブW杯ではいいプレーを見せたい。

――昨年はG大阪が出場しましたが、どのように感じましたか?

 友人たちがプレーしていたからうれしかったよ。でも少し寂しかった。というのも、僕もACL(AFCチャンピオンズリーグ)で一緒にプレーしていたからね。彼らと一緒にクラブW杯でプレーしたかった。
 G大阪をとても応援していたよ。よく戦っていたし、一生懸命だった。それを見て僕は幸せに感じたんだ。ほかのチームと同等に戦っているのを見ることができたからね。

――クラブW杯に特別な思い出はありますか?

 3年前にインテルナシオナル(ブラジル)がバルセロナ(スペイン)と対戦したけど、ブラジルにいた時はインテルナシオナルが好きで応援していたんだ。だから、あのゲームは決して忘れられないね。世界中の誰もが試合前に「勝つのはバルセロナ」と言っていたけど、インテルナシオナルはいいプレーをして、ビッグクラブにも勝利できることを世界中に示したんだ。1つの大事な試合で、1つになったチームが、一生懸命に戦って勝った。「これこそがサッカーだ」と感じたね。

――今大会に向けて自信はありますか?

 僕らにはまだ時間がある。簡単な大会ではないし、勝つためにはハードにプレーする必要がある。ゲームが始まるまでいい準備をして、チームを信じ、自分を信じ、そのほかの出場クラブを尊敬し、勝利のために戦いたい。

<バレーのインタビュー動画は日本テレビサイトで公開中>
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