バスケ五十嵐インタビュー スピードスターの原点は、「一番になりたい!」
バスケットボール日本代表のスピードスター、五十嵐圭選手。“走り込み”で意識していることとは 【スポーツナビ】
小学校時代は陸上の短距離選手
僕はあまり覚えていないのですが、母親が言うには、幼稚園の運動会の徒競走で転んでビリになったことが、陸上を始めた理由らしいです。転んだことがあまりにも悔しかったんでしょうね。100mやリレーは運動会の花形ですから。そのころから「一番になりたい」という思いがあったのかもしれません。小学校4年生から100mを専門に陸上を始め、5年生の時は市内で2位でした。
元々は陸上の短距離選手。そのスピードはバスケでも生かされた 【Photo:YUTAKA/アフロスポーツ】
――五十嵐選手にとっては陸上より、ボールを持って走るほうが合っていましたか?
そうですね。すぐにバスケにのめり込みました。陸上は一人で練習することが多かったので、幼いながらも友達とワイワイ練習するのが面白かったんでしょうね。バスケをやり始めたころはバスケが走る競技だとは意識してなかったんですが、高校生になったころに自分の特徴である「速く走る」ことをバスケに生かせるようになってきました。