投手に二神、斎藤、打者は中田ら逸材そろう=日米大学野球出場メンバー紹介

矢島彩
 第37回日米大学野球選手権大会が12日、愛媛県松山市の坊ちゃんスタジアムで開幕する。以下は日本代表に選出されたメンバー22名のプロフィール

投手(9名)

二神一人(18/高知高−法大4年 右右 183センチ80キロ)
日米プロが狙う150キロ右腕。試合の流れを読んだ投球リズム、今春リーグ戦38回1/3で4四死球と制球力も抜群。大学選手権MVP。

斎藤佑樹(1/早稲田実高−早大3年 右右 175センチ75キロ)
1年時から日の丸を背負う。多彩な変化球、そして今季はストレート磨きもテーマの1つに挙げている。リーグ通算22勝。

乾真大(14/東洋大姫路高−東洋大3年 左左 175センチ68キロ)
球速以上に伸びるストレート。さらにスライダー、シンカーなど多彩な変化球で的を絞らせず。世界大学野球の舞台も経験済み。

大石達也(15/福岡大大濠高−早大3年 右左 182センチ76キロ)
最速154キロのリリーフエース。リーグ戦では遊撃手もこなし、身体能力と野球センスの高さを見せつけた。

澤村拓一(16/佐野日大高−中大3年 右右 184センチ86キロ)
これぞ右の本格派、毎試合のように150キロ台をマークする。小さく沈むフォークボールとのコンビネーションが基本スタイル。

菅野智之(11/東海大相模高−東海大2年 右右 185センチ82キロ)
1年秋からエースで、今春は無傷の5勝。最速151キロとスライダーでリリーフでの起用が予想される。巨人・原辰徳監督の甥。

野村祐輔(19/広陵高−明大2年 右右 176センチ72キロ)
伝家の宝刀・スライダーが絶妙。通算9勝2敗と投球内容が安定している。昨秋は44年ぶりのリーグ戦防御率0・00の快挙。

中後悠平(20/近大新宮高−近大2年 左左 182センチ73キロ)
上手、横手、下手を投げ分ける独特の投法。最速143キロを計時し、大学選手権初戦で11奪三振の快投。“なかうしろ”と読む。

東浜巨(17/沖縄尚学高−亜大1年 右右 181センチ70キロ)
デビュー戦から3戦連続完封の偉業を成し遂げたスーパールーキー。手元で動くカットボール、落ち着いたマウンドさばきも際立つ。

捕手(2名)

小池翔大(22/常総学院高−青学大3年 右右 183センチ82キロ)
右肩痛からカムバック。1年時には強肩強打を買われて東都選抜代表にも選出されている。佐藤とは修徳学園中学時代のチームメート。

佐藤貴穂(25/春日部共栄高−東洋大2年 右右 180センチ78キロ)
捕手転向して約2年で堂々の選出。自慢の打撃は影を潜めているが、経験さえ積めば攻守で大化けの予感も漂う。

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著者プロフィール

 1984年、神奈川県出身。『アマチュア野球』、『輝け甲子園の星』『カレッジベースヒーローズ』(以上、日刊スポーツ出版社)や『ホームラン』(廣済堂出版)などで雑誌編集や取材に携わる。また、日刊スポーツコム内でアマチュア野球のブログを配信中

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