中村俊輔インタビュー「僕の中ではベスト4は簡単には口にできない」

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日本代表の司令塔としてW杯での勝利を目指す中村俊輔 【Photo:北村大樹/アフロスポーツ】

 日本代表は6月6日、2010年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、アウエーのウズベキスタン戦に勝利し、世界最速となる4大会連続での本大会出場を決めた。日本代表の司令塔として圧倒的な存在感を放つ中村俊輔は、これまでの戦いをどのように感じているのだろうか。チームの主力としてアジアでの厳しい予選を戦い抜いた日本代表のキーマンに、W杯出場を決めた心境と、1年後に迫った本大会への意気込みを語ってもらった。

大事なのはみんながひとつの方向に進むこと

――W杯出場を決めての率直な気持ちを聞かせてください

 通過点とはいえ、いろいろな責任やプレッシャーがあったので、少しはほっとしています。

――アジア予選を振り返って、どのような印象を持ちましたか?

 僕個人としては、なかなか長期間の合宿に参加できなかったので、結果を出すのが難しかったです。コミュニケーションやコンビネーションなどを少ない時間の中で合わせる努力をして、その中で勝たなければいけないという難しい作業でしたが、それがクリアできて良かったと思っています。

――チームの成長については?

 一番大事なのは、みんながひとつの方向に向かって進むこと。その進み方が一緒でなければいけないと思いますし、それが何試合か見られたのが収穫でした。

――W杯へ向けての課題、修正点はありますか?

 これから強い国と対戦する中で出てくることがあると思うので、それをどれだけ自分たちが感じて修正できるか。この1年が本当に大事になってくると思います。

僕の中ではベスト4は簡単に口にできない

――岡田監督が世界のベスト4を目指すと言っていますが

 目標は高ければ高いほどいいと思いますし、本当に(ベスト4に)行くという意思がなければ行けないと思います。ただ僕個人してはW杯でまだ1勝もしておらず、そういう感覚がないので、目標にはありますけど、僕の中では簡単には口にできないです。一歩一歩やって、その一歩一歩の踏み方で覚悟ができているのか、できていないのかが分かると思います。小さな一歩ではなくて、これからの日々を内容の濃い大きな一歩にしていきたいというイメージでいます。

――世界を驚かすというのは?

 サッカーでいえば、韓国が(W杯)ベスト4に入ったときのイメージだったり、違う競技では、水泳で金メダルを取ったときの雰囲気のような、熱いものを全員で感じることができればと思っています。

――チームを引っ張る立場として、アジア予選を通じて意識的に変わったところはありますか?

 メンバー表を見たときに、自分が一番年上だなと思うことはありますが、やることは変わらないです。全力でやって、激しいプレーで自分らしさを出すこと。そういうことを周りが感じてくれればいいと思っているので、僕自身はチームのために何ができるかを考えてベストを尽くすだけです。

<了>

サッカー日本代表を応援「覚悟を示せ!プロジェクト」

 アディダスジャパンはサッカー日本代表を応援するプロジェクト「覚悟を示せ!プロジェクト」を展開している。特設WEB/モバイルサイトを開設し、全国のサポーターから日本代表とともに戦う熱い“覚悟”メッセージを募集。現在、同WEBサイトでは、その“覚悟”メッセージを特別アニメーションとして配信している。また、アディダスパフォーマンスセンター渋谷では、特設モニター企画を実施中。FIFAワールドカップ・南アフリカ大会への出場権を獲得したサッカー日本代表への熱い“覚悟”メッセージの投稿は以下のURLから。www.adidas.co.jp/JFA
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