パチューカのメサ監督「あのハンドがすべて」=クラブW杯
リガ・デ・キトが勝利するにふさわしかった
パチューカはリガ・デ・キトに0−2で敗れ、決勝進出はならなかった 【Getty Images】
――ロッカールーム雰囲気は? また、前の試合(準々決勝)の疲労はあったのか?
疲れは仕方がない。(アルアハリ戦で)120分間プレーして、集中していた。しかし、それは言い訳にはならない。相手チームのリガが自分たちの力を出し、そしてわれわれはそうではなかった。ロッカールームの雰囲気だが、皆、悲しみで気落ちしていた。チームは頑張って試合に臨んだが、結果に結びつかなかった。
――2点とも不運な失点だったのでは?
アンラッキーということでなく、彼らが決めようとして、そして決めたということだ。
――2試合続けて前半に2点取られたが、それは守備のシステムの問題だったのか。それとも集中力の問題だったのか?
メンタルでもないし、システムの問題でもないと思う。ミスをしてしまい、それを突かれてしまった。とにかくピッチ上でエラーしたということだ。その後、改善したとは思う。だが、すでにダメージを受けた後だったので、手遅れだった。ただ、たまたまそういう状況になったということで、システムの問題ではないと思う。
――ミスということだが、アルアハリ戦のようにはいかなかったのか?
その考えに私は賛成できない。毎日、選手たちと生活しているので(分かるのだが)、(得点を決めて)試合を元に戻そうと選手は努力していた。選手も私も時間を少しでも稼いで、そうしようとしたのだが、そうはいかなかった。
あのハンドがすべて
自分たちが(プレーの)正確さを欠いたのが一番の理由だ。チャンスはあったのだが、それを決められなかった。私の考えでは(2点目は)マンスールがハンドの判定になったが、あの状況は気に入らなかった。マンスールの手に偶然(ボールが)ぶつかったのではないかと思う。あのハンドがすべてのような気がする。
――主審の判定にイラつく場面があったように思うが
2番目のゴールはそうかもしれない。われわれが敗れたのは正直、レフェリングの問題だったようにも思う。ただ、あまり強くも言えない。
――エクアドルのチームが決勝戦に出ることについて
リガ・デ・キトは勝つにふさわしいチームだと思う。だが、私は自分のチームのことについて話したい。それ以上のことは言いたくない。
――3位決定戦に出るにあたって
とにかく過ちを犯さないこと。今日は、チームはベストを尽くしたと思う。力いっぱい出し切ったと思う。あと数日、(3位決定戦の)試合まではあるので、今日の試合を振り返りたいと思う。今日はたまたまリガ・デ・キトが勝ったが、われわれの選手のプレーに不満はない。
<了>
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