遠藤「世界に驚きを与えられると思う」=日本テレビ特別インタビュー
自分の技術がどれだけ通用するか試したい
ガンバ大阪は準々決勝でアデレードを下しマンUへの挑戦権を手にした 【Getty Images】
そういう余裕があるかは分からないですけど、感じる部分はたくさんあると思います。テレビで見ている選手がほとんどですし、これまでマンチェスターに所属している選手で、対戦した選手はほとんどいない。まあ(パク)チソンは(京都パープルサンガ/現・京都サンガF.C.で)一緒にやっていましたけど、それくらいなので、世界最高のプレミアリーグのトップでやっているチームの運動量なり、技術なり、止めて蹴るという技術は最高にうまいと思うので、そこを対戦しながら感じたいと思います。自分の技術がどれだけ通用するのかも計れる場だと思うので、集中を切らさずに、多少余裕を持ったプレーができれば僕自身うれしいと思います。
――すごく細かいポイントで言うと、自分の技術のどの部分、ピンポイントで自分の焦点を定めるとしたらどこですか?
止めて蹴る。相当なプレッシャーを掛けてくると思うので、その中でどれだけ気持ちに余裕を持ってプレーできるか、というのはやってみたいなと思います。
僕らのスタイルを貫いて先制点を取りたい
プレミアで見る限り、めちゃくちゃプレスが速いので、そこをどうやってかいくぐっていくかという、個人だけでなく、チームとしても、そこはかいくぐっていきたいので、動き出しの速さなり、そういうものはさらに高めていきたいなと思います。
――世界を驚かせたいと仰っていましたが、勝つためのポイントはそういう部分になってくるのでしょうか?
いや、ビックチャンスをできる限り作るということ、そしてそれを確実に決める。あとは先制点を取ること、そこだと思います。僕らが引いても点を取られると思うので、そんなことはせずに、僕らのスタイルを貫いて先制点を取れれば、ちょっと面白くなるんじゃないかと思います。
――あらためて、自分たちのスタイルと仰いましたが、西野監督ともずっと一緒にやってきて、代名詞になっているのは攻撃的なサッカーになっていますよね。その自分たちのサッカーという点では、遠藤さんはどのように考えていますか?
攻撃的なサッカーだと思いますし、あまりロングパスも出さないですし、しっかりとショートパスをつないで崩していくのがスタイルなので、それはどういう相手であれ、やっていきたいなと思いますね。
<了>