遠藤「世界に驚きを与えられると思う」=日本テレビ特別インタビュー
クラブW杯準決勝のマンU戦に向けて決意を語ったガンバ大阪の遠藤 【Photo:北村大樹/アフロスポーツ】
チームのみんなと喜びを分かち合いながら戦ってきた
表彰式の時に一番。最初にやっぱりぐっとくるというか、うれしさというのはにじみ出てきましたね。
――どのあたりに達成感というものを感じましたか?
一年ではないですけど、長い間いろいろな国に行って、いろいろなチームと対戦しながら、みんなと喜びを分かち合いながら決勝まで来たので、決勝はちょっと楽な展開でしたけど、最後の方は日本に残ってくれてるメンバー、スタッフの人たちと一緒に喜びたいなと思ってプレーしていました。できればクラブ全員でアデレードの地で喜びたかったというのが正直な気持ちです。達成感なり、そういうものは非常に強いので、良い大会だったと思います。
――クラブ全員で喜ぶという点では、今度はホームでクラブW杯があるということで、すごく楽しみにしていると思うのですが?
去年、浦和(レッズ)が出て、プレッシャーになっている気持ちが2、3年前に比べて強くなりました。日本の方々がいっぱい見に来てくれると思うので、そこでまたガンバらしいサッカーを見せて、めったに出られるものでもないので、心から楽しんでプレーしたいなと思います。
真剣勝負の場で欧州王者と対戦する機会は本当にない
やっぱりプレーしたいという気持ちがほとんどでした。結果は1−0で、それ以上の差があったと言われても結果は1−0なので。どういう展開であれ、強いチームを倒すところにサッカーの面白さがあると思います。99%マンチェスターが勝つと思っているところで自分たちが良い結果を出せば、世界に驚きを与えられると思うので、そういう画を描きながらプレーしたいなと思います。
――マンチェスターという言葉が遠藤さんの口から出ましたが、準決勝でヨーロッパチャンピオンと戦えるという、サッカー人生の中でもまたとない経験になると思いますが?
代表レベルでは、今までもいろいろな国とやってきましたし、これからも経験できるかもしれないですけど、クラブレベルで真剣勝負の場でヨーロッパチャンピオンとできるのは本当にないかもしれない。やっぱり真剣勝負の場でヨーロッパナンバーワンのチーム、というか世界ナンバーワンのチームだと思うので、そういうチームとやれるのは非常に楽しみかなと思っています。