リガ・デ・キト来日会見「最高峰のチームになる」=クラブW杯

スポーツナビ

ブラジル、アルゼンチン以外の国のチームで初めて南米代表となったエクアドルのリガ・デ・キト 【スポーツナビ】

 11日に開幕を迎えた「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2008」(以下、クラブW杯)に出場する南米代表のリガ・デ・キト(エクアドル)が13日、東京都内で記者会見を行った。
 会見にはエドガルド・バウサ監督をはじめ、キャプテンのMFパトリシオ・ウルティア、GKのホセ・セバジョス、ストライカーのアグスティン・デルガドが出席し、クラブW杯への意気込みを語った。

 リガ・デ・キトは17日、この日行われた準々決勝でアルアハリ(エジプト)を破ったパチューカ(メキシコ)と東京・国立競技場で準決勝を戦う。この試合の勝者は21日の決勝に駒を進める。

一生懸命努力してここまでたどり着いた

今大会後に退任するリガ・デ・キトのバウサ監督 【スポーツナビ】

――準決勝の相手がパチューカに決まったが

バウサ監督 今日の試合(準々決勝のアルアハリ対パチューカ)を見ていて、パチューカは非常に勝利に値するチームだという印象を持った。というのも、前半は0−2で負けていたが、後半自分たちのリズムを取り戻して、準決勝進出を決めたからだ。そういう意味で素晴らしいチームだと思う。今回(準決勝の相手が)パチューカに決まったが、(準々決勝が終わるまで)2チームのうちどちらが当たるか分からなかったので、2チームを想定して準備をしてきた。クラブW杯(の初戦)で勝利し、ぜひとも決勝まで進みたいと思っている。

――来日したばかりたが、選手たちの体調はどうか?

ウルティア 長旅の後なので、正直に言って疲れている。まだ時差の調整ができていないので、少し大変かなという印象だ。鍵となるのは今晩の過ごし方だと思う。今晩眠れれば、明日練習ができて慣れるのではないか。自分たちの目標は決勝なので、まず1試合勝たなければならない。ぜひ勝つつもりで臨みたい。

――キトはすでに2種類のビッグタイトル(国内リーグとリベルタドーレスカップ優勝)を取っているが、ほかのタイトル(=クラブW杯)も考えているか?

セバジョス そうですね。自分たちとしてはビッグタイトルが欲しい。そのためには、一歩ずつ進んでいかなければいけない。まずは準決勝のパチューカのことを考えている。いいプレーをするチームだし、簡単には勝たせてくれないと思う。でもわれわれキトは集中してこの大会に臨んでいるし、準決勝を勝って決勝まで進みたい。

――今回キトは南米大陸を代表して来日しているが、責任を感じているか?

デルガド 南米大陸を代表しているということで、大きな責任を感じている。だからいいプレーをして、いい試合をしたい。ぜひ準決勝を勝ちたいし、その上に行きたいという気持ちが強い。リベルタドーレスカップでチャンピオンになったときと同じくらいのモチベーションで、本当に勝ちたいという気持ちで臨んでいる。とはいえ、この大会には強いライバルチームがいるから、そのために努力を積んできた。東京で素晴らしい試合を見せられればと思っている。
 日本のサッカーファンへのメッセージとしては、「夢をかなえることはできるんだ」という重要性を訴えていきたい。僕らはこの1年、一生懸命努力してここまでたどり着いた。日本のファンの子供たちも、ぜひ自分たちの夢をかなえることは重要だということを認識してほしい。

1/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント