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ジョゼ監督、シャディ・モハメド(アルアハリ) 準々決勝後会見
TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2008
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プレッシャーに負けていた

2点目を決めたフラビオ。アルアハリは2点をリードして前半を終えたのだが……。
2点目を決めたフラビオ。アルアハリは2点をリードして前半を終えたのだが……。【Getty Images】

ジョゼ監督 パチューカについては分析していたので、スペースがないことは予想していた。そうなると攻撃は苦労することになるが、カウンターを狙えば勝利できると思った。前半は内容的には良くなかったが、相手にあまりゴールチャンスを与えず、こちらは攻撃のプレーこそ少なかったもののチャンスはあった。パチューカが危険(な相手)なのは分かっていたので、とにかく焦らずに、2−0で前半を終えることができた。


 前半に関しては、今までの試合と比較するとレベルは低かったと思う。どの選手のパフォーマンスにも「らしさ」がなかった。おそらく(試合の)プレッシャーに負けていたと思う。後半に入ってからは攻撃やマークの意識に気をつけるようにしたが、われわれのようなチームが(後半開始から)2分で失点するというのは、許されないことだ。セットプレーの場面では、直接ゴールが入る可能性があると注意していたのだが、その通りになってしまった。あそこで流れはパチューカに行ってしまい、選手の体力も奪われてしまった。


 私が監督になってから、4失点したのは今回が2回目だ。確かにパチューカは素晴らしいサッカーをしていたが、われわれはいつものパフォーマンスができていなかったので、負けたのは仕方ないと思う。プレッシャーなど、精神的な部分に敗因があったのではないか。


――前半は2点先制しながら、後半はゴールを挙げられなかったことについてどう思うか? それから選手について、特にGKのアミルについてどう思うか?


ジョゼ監督 4失点のうち、後半の2点も、延長戦の2点も、いずれもこちらのミスによるものだった。3つ目の失点は私もよく見えなかったが、いずれにせよ、いつものレベルのサッカーができていなかった。大きな問題は、エジプト国内でものすごいプレッシャーを与えられて、われわれはこの大会に参加している。絶対に優勝するとか、エジプトのサッカーをアピールするとか、そういうメディアからのプレッシャーがあり、われわれは大きな責任感を持って来日した。私は、そうしたプレッシャーが負担にならないように努力してきたのだが、選手たちは精神的にまだまだ未熟な部分もあった。


 こうした大きな国際大会になるとプレッシャーに負けてしまう。それはいつも繰り返してきたことだが、ハーフタイムでは2−0で勝っているのに(反撃されると)中盤でも、ディフェンスラインでも、みんなパニックになってしまう。それは私自身に責任があると思っている。サッカーは点を入れた方が勝つ。(こちらが2点リードしていても)4点入れたパチューカが勝つのは当然だ。選手にしても、戦術にしても、それほど差はなかったと思うが、それだけパチューカの方が安定していたのだろう。われわれのチームは「パチューカに勝てるのではないか」と舞い上がってしまい、それが焦りになり、失点につながってしまった。守備も最後まで守り切ることができなかったし、いろいろと細かい問題もあった。


――選手に精神的な強さがなかったということだが


シャディ・モハメド まずはパチューカにおめでとうと言いたい。今日の試合は悲しい結果に終わった。最初の45分には勝てていたのに、最後まで守れなかったのが一番反省すべきことだ。この試合結果は、選手1人1人の責任だと思う。


<了>

スポナビDo

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