アルアハリ来日会見「マンUに対するライバル心はない」=クラブW杯

スポーツナビ
 11日に開幕を迎える「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2008」(以下、クラブW杯)に出場するアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)が9日、東京都内で記者会見を行った。会見には、エル・カティブ団長をはじめ、マヌエル・ジョゼ監督、シャディ・モハメド主将、ワエル・ゴマ選手が出席。2年ぶり3度目の出場となるクラブW杯への意気込みを語った。
 アルアハリは13日、北中米カリブ代表のパチューカ(メキシコ)と東京・国立競技場で準々決勝に臨む。この試合の勝者は、17日に南米代表のリガ・デ・キトとの準決勝に進む。

目標は初戦を突破すること

ジョゼ監督は「常に決勝のつもりで」と初戦の重要性を強調した 【スポーツナビ】

エル・カティブ団長 今回、日本に来ることができてとてもうれしく思う。(クラブW杯は)3度目の出場で、私たちにとってとても意義のある大会。とても大きなチャレンジで、アフリカを代表してアフリカのサッカーを日本のファンに見せたいと思う。3度目の来日で慣れたこともあり、FIFA(国際サッカー連盟)、日本サッカー協会といい関係を築けている。今大会では、日本の方々にもアルアハリを応援していただけるのではと思っている。選手、スタッフをはじめ、アルアハリの関係者全員がこの来日を誇りに思っているし、この大会に出場する責任を負っている。アルアハリにはエジプト代表の選手たちが多く在籍しており、今大会では最後まで粘り強く戦い、期待に応えてくれると信じている。

ジョゼ監督 クラブW杯に参加でき、大変うれしく思っている。アルアハリは唯一(クラブW杯に)3度出場しているクラブであり、とても誇りに思っているし、大きな責任感を抱えている。このチームは多くの記録を持っている。公式戦54連勝やCAF(アフリカサッカー連盟)チャンピオンズリーグで6度の優勝経験もある。今大会でも記録を残して帰りたいと思う。
 アフリカ代表としてアフリカのサッカーをアピールしたい。エジプトでも、欧州に負けないほどの近代的なサッカーをしている。皆さんに注目してほしい。チームの目標は、まず初戦を突破すること、その後のことは初戦を勝ってから考えたい。常に決勝のつもりで戦っていきたい。選手たちにはプレッシャーをかけたくないし、思い切ってプレーしてほしい。このチームは2006年大会と同じメンバーが多く在籍しており、経験も抱負なので、より魅力的なサッカーを見せることができると思う。
 パチューカもわれわれと同じような考えでここに来ているだろう。昨年は良い結果を残していないため、非常に気合いが入っていると思う。われわれはベストを尽くして良いパフォーマンスを見せたい。日本のファンの皆さんには、スタジアムに足を運んで、われわれの試合をぜひ見ていただきたい。

シャディ・モハメド 今回、われわれは3度目のクラブW杯出場になる。今大会はこれまでの経験を踏まえて、粘り強く戦いたい。選手、スタッフ全員が力を合わせて、いい印象を残して帰りたいと思う。アルアハリにはレベルの高い選手たちがそろっているので、ベストを尽くしていい結果を残したい。

ワエル・ゴマ 私はアルアハリのチームの一員として来日できたことをとても誇りに思っている。CAFチャンピオンズリーグでは非常に苦しい試合もあったが、優勝して今大会に出場することができて、とてもうれしく思っている。今大会では06年よりも良い結果を残したい。

1/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント