パク・チソン「日本でプレーするのは特別な気持ち」=日本テレビ 特別インタビュー

日本テレビ

アジア最高の選手となったパク・チソンがマンUの一員としてクラブ世界一を目指す 【Getty Images】

 19歳で来日し、京都パープルサンガ(現:京都サンガFC)でプロサッカー選手としての第一歩を踏み出したパク・チソンが12月、欧州王者マンチェスター・ユナイテッドの一員として日本にやってくる。韓国代表のキャプテンを務め、いまや誰もが認めるアジア最高の選手の1人となったパク・チソンが、特別な思い出の地“日本”でクラブ世界一を懸けて戦う。
 日本、オランダ、イングランドとステップアップし続けるパク・チソンが、自身が歩んできたこれまでの道のりを振り返った。

良い選手になったことをグラウンドで見せたい

――クラブワールドカップ(W杯)出場への意気込みを

 私は初めての出場になりますが、クラブW杯は世界で一番のチームになるということなので、その意味を考えると、やはり優勝したいと思います。

――日本でプレーした経験について

 日本では2年半プレーしました。京都は私が最初にプロとしてプレーしたチームでもあるので、また日本に戻ってプレーするのは特別な気持ちです。
 私にとって日本は最初に住んだ外国で、文化の違いを感じましたし、プレースタイルも韓国とは違うので、いろいろなことを習いました。そういうものが経験になって、良い選手になれたのだと思います。日本と韓国の両方でプレーしたことが、ヨーロッパでの活躍に生きていると思います。

――アジア人として初の欧州チャンピオンになった気持ちは?

 アジア人として、チャンピオンズリーグ(CL)のような大きな大会で勝つのは夢だと思います。でも実際に優勝したら、そういう気持ちをどう話していいか分からなくなりました。クラブW杯については非常に楽しみにしていますし、(自分にとって)特別な場所である日本でやるという意味でも楽しみです。
 マンチェスター・ユナイテッドがなぜCLで優勝したか、イングランドでチャンピオンになったか、それが分かるようなプレーを日本のファンにも見せたいですし、クラブW杯で優勝して、それを証明したいと思います。

――ヨーロッパで活躍できた秘訣(ひけつ)は?

 それはよく分かりませんが、個人的にはヨーロッパの文化に早く慣れるように努力しました。自分のプレーだけでなく、チームとの関係などに慣れた方が良いと思って取り組んでいました。

――日本のファンに一言

 今まで応援してくれた日本の方もいるので、一生懸命頑張ります。何年も前から応援してくれている人たちには本当に感謝しています。今なら(京都在籍時より)もう少し良い選手になったことをグラウンドで見せたいし、たくさんのファンの方に、スタジアムに来て試合を見てもらいたいと思います。

<了>
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