アキバプロレス旗揚げ! 菊タローがホストから秋葉原を守る
アキバプロレスが旗揚げ! 記念すべき旗揚げ戦のメーンで菊タロー(右から2人目)はホスト軍団から秋葉原を死守した 【佐々木亜希】
試合前と休憩にはアニメソングを流し、チケットの名前も通常のリングサイドはテラシート、指定席はギガシート、自由席はメガシートと”しょこたん語”を使用。木原リングアナの「シャツはズボンの中に入れて下さい」という観戦上の注意アナウンスが流されると、観客からは大ブーイング。「うるさい、そこのメガネ、いいからシャツを入れろ!」と、木原リングアナが声を荒げた後、主催者の菊タローがリングに登場した。
旗揚げにあたり、菊タローは「本日はご来場、まことにありがとうございます。秋葉原でプロレスができることを嬉しく思っています。僕の知り合い、7人くらいは来てくれるかなと思っていたけど、こんなにたくさんのお客さんが来てくれて感無量です」と観客に挨拶。「今日はじめてプロレスを見る人はどのくらいですか?」と菊タローが問いかけると、幾人もの観客が手をあげた。なごやかなムードをぶちこわしたのが、新宿・歌舞伎町のホストクラブNo,1の経歴を誇る、DDT所属のRionだった。
“聖地”は渡さない! 秋葉原ホストクラブ化計画を死守
新宿・歌舞伎町のホストクラブNo.1の経歴を誇る、DDT所属のRion軍団が来襲! 【佐々木亜希】
女性に優しいはずのホストでありながら、アップルを容赦なく殴りつけるRion。シャンパンを強引に飲ませ、LANケーブルでチョーク攻撃を仕掛けていく。ジャンク男のジャンク・クラッシュ(サンドイッチ攻撃withアキバに眠るジャンクパーツ)で菊タローがダメージ、クロスボンバーを受けたおでん・カーンの缶の中身が飛び出す窮地に陥った菊タロー組。だが、ここでポスターを制作した人気漫画家のみずしな孝之が練習生として活躍だ。おでんの中身を素早く補充すると、おでん・カーンが力を取り戻す。菊タローのアシストからシューティングおでんプレスにつなぎ、アップルみゆきがスカートの中身が見えるのも構わずに原爆固めを放ち、ジャンク男1号を沈め勝利。アキバの平和を守ることに成功した。
「今回はあくまでβ版、次回は製品版につなげます」
“聖地”を死守した菊タローは「コミケの時期はアキバプロレス!というのを定着させたい」と定期開催に意欲 【佐々木亜希】
オープニング映像ほか、全試合煽り映像が流された今大会。「マッスル」でおなじみのメガネこと、藤岡メガネも映像内に登場した。セミファイナル前には、販売店の閉店により死亡したダンボール肉マンと、大人の事情により亡くなったエルブレイザーを菊タローが「ドラゴンクエスト」風のゲーム界へ連れだし、教会で復活させる様も流される。相手チームには、マグニチュード岸和田が「マグニチュード秋葉原」としてK−DOJOの円華とタッグを結成。エルブレイザーがアクションゲームさながらの動きで会場を多いにわかせたが、マグニチュード秋葉原のラストライドに捕まり、3カウントを聞いた。
アキバプロレス・プレ旗揚げ戦「アキバプロレスβ版 アキプロ大地に立つ?」
ポスターを制作した人気漫画家のみずしな孝之さん(左)も練習生として活躍 【佐々木亜希】
<第5試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
○アップルみゆき、おでん・カーン、菊タロー
(15分56秒 原爆固め)
●ジャンク男1号、ジャンク男2号、Rion
<第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
○マグニチュード秋葉原、円華
(12分41秒 ラストライド→エビ固め)
●エルブレイザー、ダンボール肉マン
<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○アキバビリジアン、アキバブラウン
(6分39秒 急所打ち→首固め)
●怪人ローアングラー、戦闘員
<第2試合 シングルマッチ 20分1本>
−酒井一圭
(2分32秒 ノーコンテスト)
−戦闘員
※戦闘員、怪人ローアングラー乱入による
<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
○澤宗紀
(6分39秒 情念卍固め)
●内田祥一
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