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初心者にもわかるF1講座: F1のレギュレーション(規定)

タイヤに関するレギュレーション
タイヤのイメージ
 タイヤには、「ドライタイヤ(晴用)」「ウェットタイヤ(雨用)」「エクストリームウェザータイヤ(大雨用)」の3種類があります。天気とコースの状態によって、これらのタイヤが使い分けられます。
1回のグランプリには2種類のドライタイヤが持ち込まれます。金曜日に行われる2回のフリー走行で、ドライバーとチームはサーキットの特性に合わせたタイヤを選択します。土曜日と日曜日に使用するタイヤの選択は、土曜日の朝8時までに決めなければなりません。そのため2種類のうち、どちらを選択するかがとても重要です。

 2005年から、各ドライバーはグランプリ期間中の3日間で、4セット=16本(フロント8本、リア8本)のドライタイヤしか使えないようになりました。

 4セットの使い方は、
 2セット=金曜日のフリー走行(硬めのタイヤと軟らかめのタイヤの両方をテストして、サーキットに合ったタイヤを選びます)
 1セット=土曜日午前のフリー走行(ここで使ったタイヤをレース中の予備にまわします)
 1セット=土・日曜日の予選と決勝
 となります。

エンジンに関するレギュレーション
 2005年から、各ドライバーが使用できるエンジンは2回のグランプリで1基に制限されるようになりました。距離にすると、1基で約1,500kmを走らなければならないことになります。
 このレギュレーションに違反するとペナルティが科されます。ペナルティの内容は、予選1回目の前にエンジンを交換した場合、予選の結果によって決まるスターティンググリッドが10グリッド(番手)降格。それ以降、日曜日のレース前までにエンジンを載せ換えた場合は、最後尾からのスタートとなります。
エンジンのイメージ

マシンに関するレギュレーション
マシンのイメージ
 F1マシンそのものの大きさや重さもレギュレーションで細かく決められています。

 F1マシンの総重量は予選時で605kg以上。レース時を含むそれ以外では600kg以上でなければなりません。これは一般車の半分以下の重さです。さらに、マシンの大きさも制限されており、ほかにもウイングをつける場所や高さなど、すべてが細かく決められています。

 (例)B・A・R Honda 007
 全長 − 4675mm
 全高 − 950mm
 全幅 − 1800mm

 1000分の1秒を争うF1では、綿密な計算のもとマシンが造られています。レギュレーションの範囲でどんなマシンを造るかは、各チームのデザイナーやエンジニアの腕の見せどころです。

写真/(C) Honda Motor Co., Ltd.

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