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樋口&宇藤の若手タッグが優勝
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恒例・年越しプロレスのタッグトーナメントは樋口&宇藤の若手タッグが優勝
恒例・年越しプロレスのタッグトーナメントは樋口&宇藤の若手タッグが優勝【佐瀬順一】

 毎年恒例となっている大みそかの年越し聖地興行「年越しプロレス2016〜年忘れ!五団体シャッフル・タッグトーナメント〜」が31日、東京・後楽園ホールで開催され、超満員札止めとなる1510人を動員した。


 今回は前年に続き、団体の枠を取り払ったシャッフル・タッグによるワンナイトトーナメントを実施。普段の大会では見られない、異色の顔合わせから、笑いや驚き、感動が生まれた。

実力コンビを撃破し決勝まで勝ち上がる

強豪選手を打ち破り決勝へ
強豪選手を打ち破り決勝へ【佐瀬順一】

 決勝戦では、樋口和貞(DNA)&宇藤純久(大日本プロレス)組が、神谷英慶(大日本プロレス)&竹下幸之介(DDTプロレス)組を破り初優勝。全員が20代、デビュー4年以内というフレッシュな対決で、実績的に上回る元チャンピオンコンビを撃破してみせた。


 樋口&宇藤組は前年もエントリー。だが、1回戦で昨年度準優勝のHARASHIMA&宮本裕向のスマイルヤンキーに敗れ、まったくインパクトを残せなかった。しかし、今年の1回戦では、関本大介(大日本プロレス)&HARASHIMAの優勝候補コンビを撃破。前日の大日本・後楽園大会では、6人タッグ戦ながら、現BJWストロングヘビー級王者・関本からピンフォールを奪う大金星を挙げていた宇藤は、この日も驚異の粘りで10分時間切れに持ち込むと、1カウントルールとなった延長戦で、横入り式エビ固めで関本に勝利。2夜連続で関本にフォール勝ちし、一躍、台風の目となった。


 さらに2回戦では征矢学(WRESTLE-1)&植木嵩行(大日本プロレス)を、そして準決勝戦では、2014年末のタッグトーナメント覇者であるヤンキー二丁拳銃こと木高イサミ(プロレスリングBASARA)&宮本裕向(暗黒プロレス組織666)組をも撃破。その勢いがフロッグではないことを証明してみせた。

若手で17年のプロレス界活性化を誓う

最後は元王者コンビを撃破し優勝!
最後は元王者コンビを撃破し優勝!【佐瀬順一】

 そして迎えた決勝戦。神谷は昨年7月にBJWストロングヘビー級を、竹下は5月にKO−D無差別級王座を初戴冠し、未来を担うエース候補として注目された元チャンピオンコンビ。宇藤はパワーを生かした攻撃で竹下を制圧しようとするも、鉄柱ラリアットをかわされて自爆。さらに、15分過ぎにはトップロープからの雪崩式ブレーンバスター、合体式の眉山で投げられてしまう。このピンチを宇藤が救うが、直後に今度は宇藤が合体パワーボムのエジキに。


 しかし、樋口は竹下にドロップキック、ドクターボムを放つと、豪快なぶちかましでターンバックルへ吹っ飛ばし、轟天でフィニッシュ。数々の強豪を突破しての優勝に「嬉しい」と喜びを爆発させると、「オレたちみんなでプロレス界を引っ張っていこう!」と、若い力で2017年のプロレス界をさらに活性化させると誓った。

高木裕美
静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。