二冠達成かリベンジか!? 菊花賞を占う データ上はディーマジェスティが有力
今年の菊花賞は2強対決か
菊花賞出走馬の前走レース別成績(過去10年)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
その点に関し、今年の牡馬クラシック戦線には、大きな変化はないと思われる。従来通り、神戸新聞杯とセントライト記念。この2つのレースがトライアル競走として、重要な役割を担っている。そのあたりを考えながら、過去10年のデータで見ていこう。
表1は菊花賞出走馬の前走レース別成績。神戸新聞杯組が【8.7.5.50】と圧倒。出走馬の数もさることながら、好走馬の数でも他のレースを大きく引き離している。2位はセントライト記念組。実に連対馬の9割はこれらの組から出ており、同組の取捨を考えることが最も大事になってくる。
神戸新聞杯組の前走着順成績(過去10年)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
神戸新聞杯組の前走着差別成績(過去10年)
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
勝ち馬に関して言うと、タイム差なしだった場合は【0.2.0.1】。過去10年では勝利がない。0.3〜0.5秒差をつけて勝った場合は【3.0.1.1】。トライアルで圧倒して勝った場合のみ、本番で非常に有力と考えていいだろう。