【新日本プロレス】 内藤がデスティーノでエルガン仕留める 永田がEVIL破りLIJに2連勝
内藤が1勝目。これからLIJの快進撃が始まるか!? 【横田修平】
この日はBブロック公式戦5試合が行われ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の内藤哲也が、IWGPインターコンチネンタル王者のマイケル・エルガンを下し、勝ち点2を獲得。一方のエルガンは2連敗となった。
また永田裕志はEVILを破り、内藤に続きLIJに対し2連勝。また本間朋晃もYOSHI-HASHIに勝利し、2連勝を飾っている。そのほか、ケニー・オメガ、柴田勝頼も白星を奪っている。
内藤がデスティーノでエルガンを仕留める
最後はデスティーノでエルガンを仕留めた内藤 【横田修平】
試合は内藤がエルガンのひざを中心に狙っていき、苦悶の表情を見せるが、エルガンは意地を見せ、持ち前のパワーで内藤を滞空時間の長いブレーンバスター、コーナーポストへのパワーボム、シットダウン式パワーボムと大技を繰り出す。そして仕留めにかかろうと、ビッグマイクフロー(ダイビングボディープレス)を完璧にきめたがひざを打ってしまいフォールが遅れて返されてしまう。千載一遇のチャンスを逃したエルガンだが、再びエルガンボムなどを繰り出そうと狙うが、内藤はうまく体を入れ替えデスティーノをきめる。さらに正調のデスティーノをきめると、エルガンから3カウントを奪った。
試合後マイクを握った内藤は「今年のG1クライマックス、4大会が終了しました。ここから日本中の、新日本プロレスを応援してくださるみなさまに、われわれロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの世界をお見せしたいと思います。いったいどんな結末が待っているか? その答えは、もちろん、トランキーロ、あっせんなよ!」と決め台詞で会場からの大歓声を浴びた。
柴田が中嶋に激勝 矢野との曲者対決はオメガに軍配
柴田の一撃必殺のPKが入り、中嶋を仕留めた 【横田修平】
開幕戦で痛めた肩のテーピングが痛々しい柴田に対し、お株を奪う串刺しドロップキックやビッグブーツなどを繰り出す中嶋。ヴァーティカル・スパイク(垂直落下式ブレーンバスター)を狙った中嶋に対し、柴田はうまく切り返すが、トラースキック3連発。そしてPKを狙うがこれを柴田ががっちりキャッチ。そこからスリーパーで落としにかかると、中嶋は意識を失いかけ、そこをチャンスと見た柴田はロープに走り渾身のPKを決めて勝利した。
急所攻撃合戦から、最後はオメガが勝利を奪い、曲者対決を制した 【横田修平】
会場は序盤から大“矢野”コールが起こり、オメガは苛立ちを示す。そこに矢野が追い討ちをかけるように翻弄し、お家芸のコーナーポスト外しから金具の餌食にしたり、ポストで殴ったりとやりたい放題。さらに“YTR”ポーズを決めると見せかけ不意をつこうとするオメガに隙を見せない。しかし、オメガがYTRポーズのフェイントをフェイントで返すと急所攻撃。さらに水攻撃で追い討ちをかけようとするオメガだったが、逆に急所攻撃を食らい、ともに急所を気にしながら苦しい戦いに。それでも矢野がレフェリーを盾に逃げようとするが、オメガはそれをうまくかわしてVトリガーを2連発で決めると、曲者を破り、G1初勝利を挙げた。
本間と永田が2連勝でトップ
永田はバックドロップ2連発でEVILを破り、LIJに2連勝 【横田修平】
本間はYOSHI-HASHIにこけしを決め2連勝 【横田修平】
この結果、Bブロックは本間と永田が2連勝。内藤、オメガ、柴田が1勝目を挙げ、インターコンチ王者・エルガンとGHCタッグ王者の矢野が未だ勝ち点ゼロという状況になっている。
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