大外ブチ抜きステイゴールド産駒に★6つ ポッチャリ解消で変身アカカにも高評価!

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」の2歳馬チェック

 今週は日曜の中京から大物候補が2頭出現! ステイゴールド牡馬トリコロールブルーとクロフネ牝馬のアカカ。どちらも直線大外一気の豪快な勝ちっぷりで★6つの高評価!

大外一気の豪快な末脚 トリコロールブルー

目の覚めるような末脚で快勝したトリコロールブルー(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

7/17(日) 中京5R 2歳新馬 芝2000m
トリコロールブルー 牡 馬体重:478kg
★★★★★★ 6点〔OPクラス〕
騎手:福永 厩舎:(栗) 友道 
生産: ノーザンファーム
馬主: シルクレーシング
父:ステイゴールド
母:ペンカナプリンセス(Pivotal)

中京の芝は直線で各馬が内を空けて走る状況だが、決して時計が遅いわけでもなく、1000万の芝2000mではレコードが出るという馬場。向正面の下り坂で各馬が動いたが、動じることなく一旦は最後方へ。4コーナーでかなりの大外へと持ち出されると、鮮やかに突き抜けて快勝。この時期の2歳馬が芝2000m戦でこれだけ走れれば優秀だろう。

馬体診断
馬体重の割りに線が細く見え、まだ成長途上な面は否めない。ただ、全体のシルエットのバランスが良いし、脚捌きにも素軽さがあって如何にも芝向き。脚元の柔軟性も十分で、優れた瞬発力もうかがわせる。まだ前肢の出が少し窮屈な感はあるが、走法から道悪も得意そうだ。
 
血統診断
兄ダノンジェラートはセントライト記念3着、ワールドインパクトは青葉賞2着。母も英GIIIを勝ち、アイルランドの1000ギニーで2着の実績がある。母の父Pivotalは生涯戦績6戦4勝でGI勝ちはナンソープS(芝1000m)だけだが、種牡馬としては大成功。スプリンターやマイラーだけでなく、英愛オークス馬も出すなど、産駒の守備範囲は広め。本馬も兄達同様、芝の中距離戦線が主戦場。ただ、体質の弱さも含んでいる血統なのは気掛かりか。

馬券の狙い目→札幌2歳Sでも面白そうだが、トライアル血統でもあり、2000m〜2400m級のOP・重賞で要チェック。

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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