外野の状況を見れば当然なのだが… イチロー、スタメン外はチームの思惑??
代打の準備をするイチローだが、この日は出番がなかった 【Getty Images】
その2都市を含む4都市、9試合の長い遠征から戻ったマーリンズ。この日(現地時間8日)のレッズ戦から、ジャンカルロ・スタントンが4番に戻った。クリスチャン・イエリッチ、マルセル・オズーナがともにスタメンに名を連ねたケースで4番を打つのは、6月7日以来のこと。その間はオズーナに譲ってきた。
スタントンはメッツ戦で4打数連続本塁打を記録。なんとか復調がなったという判断か。この日も3打席目に痛烈な当たりをレフトポール際に放ち、二塁打にしている。
スタントンの不振は、休養に繋がり、結果的にイチローが代わってスタメン出場する一つのパターンになっていたが、スタントンの復調でその可能性はしばらく想定できない。次の9日、10日の試合は左投手が先発するので、このまま前半はイチローがスタメンに名を連ねることはないかもしれない。ただ、これが本来のチームの形といえば、チームの形だ。今までがむしろ特殊だった。
代打でも出番はなく
結局その後、投手に打席が回ることはなく、イチローにも出場機会がなかった。
これで仮に9日、10日とスタメン出場しても前半での大リーグ3000安打達成は極めて可能性が低くなった。
オールスター明けの遠征7連戦でもスタメン出場が限られるなら、達成は7月22日からのホーム10連戦で、という流れが現実的だが、となるとこれは、ひょっとしてコントロールされているのか?