川村亮のデビュー10周年は大流血&壮絶敗戦 師匠みのるがお祝いムードぶち壊す“愛の制裁”
デビュー10周年試合は師匠・鈴木みのるとシングルマッチ
記念すべき川村のデビュー10周年記念興行は壮絶な流血戦に… 【長谷川亮】
メインイベントは大会の主役・川村亮と、11年前、デビュー前のエキシビションで相手を務めた鈴木みのるのシングルマッチ。大会は先輩でタッグパートナーでもある佐藤光留、長年のライバルKEI山宮と、川村ゆかりのレスラーが多く集まり、勝っても負けてもお祝いムードの大団円で締めくくられると思われたが、そうは鈴木が卸さなかった。
フルスイングでのイス攻撃で大流血
みのるの容赦ないイス攻撃で大流血 【長谷川亮】
続いてみのるがいつものように『風になれ』で入場。贈呈された花束の受け取りを拒否し、プレゼンターに「帰れ」と促すなどのっけからみのるワールド全開のみのるは、序盤こそ蹴りとグラウンドレスリングで静かに展開したものの、タランチュラ式腕十字で川村を場外へ連れ出すと本領発揮。お祝いムードをぶち壊すように、まずは川村にフルスイングでのイス攻撃を背中へ5連発。さらに頭部へも2連打すると、これでパイプイス2脚が大破。川村は大流血へと追い込まれる。なおもみのるは止まらず、ゴング用の金づち・ボールペンでも川村を襲い、傷口を開かせる。
【長谷川亮】
ゴッチ式パイルドライバーでトドメ
【長谷川亮】
佐藤光留と菊タローに両脇を支えられ何とか立ち上がった川村だが、目はうつろ。足ももつれる状態ながら、差し出されたマイクは拒否をし、地声で「今日はどうもありがとうございました」と観客に感謝を述べ、四方に礼をし抱えられながらの退場となった。
試合後は足ももつれる状態ながら、観客に感謝を述べ抱えられながら退場 【長谷川亮】
血まみれ敗戦の中でも闘魂は失わず
川村のテーマ曲を歌うケツメイシの大蔵さんが生歌で10周年を祝福 【長谷川亮】
そのほか、大会の全試合結果は以下の通り。
■川村亮デビュー10周年記念興行「川村SOUL」
7月2日(土) 愛知・天白スポーツセンター
<川村亮デビュー10周年記念試合シングルマッチ 60分1本勝負>
○鈴木みのる
(16分04秒 体固め)※ゴッチ式パイルドライバー
●川村亮
<タッグマッチ 45分1本勝負>
○田中稔、冨宅飛駈、岩本煌史
(20分48秒 片エビ固め)※トルネードカッキーカッター
佐藤光留、NOSAWA論外、●伊藤崇文
<エキシビションマッチ 10分>
−青木篤志、和田拓也
(勝敗なし)
−鈴木陽一、杉江“アマゾン”大輔
<バトルロイヤル 時間無制限一本勝負>
○田村和宏
(11分33秒 ストレートラングルホールド)
●菊タロー
※田村が優勝
※出場選手:菊タロー、○田村和宏、野村直矢、ディアブロ、米山香織、服部健太、三尾祥久、阿部史典
<ハードヒットルール 10分1本勝負>
○KEI山宮
(3分51秒 レフェリーストップ)※フロントチョーク
●太田駿平
<タッグマッチ20分1本勝負>
○中島洋平、青柳優馬
(11分58秒 片エビ固め)
奥田啓介、●石田慎也
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