迫力満点のル・マン24時間レース 日本からレースを視聴するには?

田口浩次
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提供:トヨタ自動車

“鳥は生まれて最初に見たものを親と認識する"、なんて話がある。これは“刷り込み"と呼ばれる学習現象なのだが、この"刷り込み"はスポーツの世界においてはかなり共感する人が多いはずだ。というのも、プロ野球の阪神や広島のファンは、その多くが幼少時代から親や周囲の環境によって、自然と熱狂的なファンへと育成されていることが多い。こうした、長期間のある種エリート育成的な"刷り込み"と同じような学習現象を生み出すものとして挙げられるのが、一度の体験でファンになってしまう衝撃的なライブ体験だろう。
 そうした衝撃を実感できると個人的には断言できるのが、F1やWEC(世界耐久選手権)の観戦だ。どんなスポーツであれ最高峰と呼ばれるクラスのライブ観戦には驚きがあるが、ことモータースポーツにおいて、F1やWECの衝撃は大きい。最高時速340キロ前後から時速100キロ以下まで減速する姿や、そこから加速していく姿は、普段見たり乗っているする自動車とは、まるで違う乗り物にしか見えない。

 さらに、もし普段からよく運転する人ならば、オンボード映像もお勧めだ。最近のレースではオンボード映像の画質が向上し、画角も広いので、まるでレーシングゲームのように感じるが、そうしたオンボードを見るほどに、ドライバーたちのスムーズなステアリングさばきに見入ってしまう。

情報充実のWEC公式アプリ

 日本でそうした衝撃の瞬間を目の当たりにするためには、秋に予定されているF1日本グランプリ(10月7〜9日/鈴鹿サーキット)やWEC富士6時間耐久レース(10月14〜16日/富士スピードウェイ)を待たなければいけないが、オンボード映像などをリアルタイムに楽しむならば、スマートフォンさえあれば、すぐにでも体験できる。

 まず、WECの公式アプリ『24H Le Mans』がお勧め。このアプリでは、タイミングモニターと呼ばれる、走行中のタイムがリアルタイムに表示されたり、ニュース記事や映像が更新されていくことに加え、マシンに搭載されたオンボードカメラの映像を、自分の好きなマシンを選択して見ることができる。ただし、オンボード映像などをリアルタイムで観るためには有償でシーズンのレースパックや、レースごとに課金しなければならない。今年のル・マン24時間レースの価格は1200円だ。

無料でレースを楽しむ方法も

 お金を支払ってまで見るのはちょっと……。という人にお勧めなのは、LINEの無料視聴アプリ『LINE LIVE』だろう。こちらでは、テレビ放送を行うCS放送『J Sports』の映像をそのまま『LINE LIVE』で観ることができる。ただし、全中継というわけではなく、予選と決勝レースそれぞれに放送がある。

 とはいえ、わざわざその番組表を調べるのは大変だ。そんな人にお勧めなのが、『LINE LIVE』の番組予約機能だ。『LINE LIVE』のトップページには「明日の番組は予約した?」という表示がある。そこをクリックすると、後の番組予定が表示され、そのなかから自分が視聴したい番組をクリックすると、予約され、番組の始まる前に知らせのプッシュ通知が届くのだ。この機能を使えば、番組を見逃すことがないし、なによりもスマートフォンでそのまま観ることができるので、どこでもル・マン24時間レースを楽しむことができる!

 ぜひとも、こうしたアプリをフル活用して84回目を迎える伝統のレースを楽しんでもらいたい。きっと次はル・マンを現地で観戦してみたい! 国内でもレースを観たい! と、思ってもらえれば最高だ。
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