【FMW】故ハヤブサさんを偲び「くどめ」らが追悼 「引退」の10カウントゴングで別れ
リング復帰を目指しリハビリを続けていたが願い叶わず
かつての仲間が故ハヤブサさんを偲び「引退」の10カウントゴング 【横田修平】
同大会では、3月3日に47歳で死去したハヤブサ(本名・江崎英治)さんの追悼イベントも行われた。ハヤブサさんは熊本県八代市出身で、95年5月に大仁田引退試合の対戦相手を務めると、その後は新生FMWのエースとして活躍。フェニックススプラッシュ、ファルコンアローなどの使い手として知られ、全日本プロレスのアジアタッグ王座なども獲得(パートナーは新崎人生)した。
しかし、01年10.22後楽園大会にて、試合中のアクシデントにより頸椎を損傷。車イス生活を余儀なくされながらも、リング復帰を目指し、リハビリを続けながら歌手活動なども行っていたが、願い叶わず、くも膜下出血により帰らぬ人となった。
ハヤブサさんが使用していたマスク、コスチュームなどが展示された献花台にはたくさんのファンから花が捧げられた 【横田修平】
また、この日のために故郷・熊本から届けられた遺骨や、ハヤブサさんのフィギュア、ハヤブサさんが使用していたマスク、コスチューム、車イスなども飾られており、参列者はなつかしいグッズなどを見ながら、ありし日のハヤブサさんを偲んだ。
工藤めぐみが亡き友に別れのメッセージ
選手を代表して工藤めぐみがお別れのメッセージ 【横田修平】
続いて「引退」の10カウントゴングが打ち鳴らされ、山田敏広リングアナウンサーが「赤コーナー、240パウンド、ハヤブサー!」と最後のコールを行うと、客席からは、ハヤブサさんのイメージカラーであった赤、金、白の紙テープが投げ込まれた。
ダンプがふがいないコハル、モンゴルに猛ゲキ
ふがいないコハル、モンゴルに猛ゲキを飛ばしたダンプ松本 【横田修平】
試合後、ダンプはふがいないコハル、モンゴルに猛ゲキ。モンゴルには「次の後楽園、おまえが望むルールでやってやる。嫌ならやめちまえ」と吐き捨てると、モンゴルも「竹刀と一斗缶しか使ってねぇじゃねえか。アンタがやったことないようなトリッキーなルールで絶対勝ってやるからな」と、リベンジを誓った。
脳腫瘍で闘病中のRayが登場
「はぐれIGF軍」のケンドー・カシンとパンディータの抗争第2Rが勃発した。カシンは4.20「王道」後楽園大会で保坂が代理で持ってきた大仁田からの親書を受け取るも、なぜか付き添いのパンディータだけを狙い撃ち。これを受け、大仁田は今大会の第0試合でカシンvs.パンディータの一騎打ちを組むと発表。カシンにコスチュームを持ってくるよう要求した。だが、試合開始直前時刻になってもカシンは姿を見せなかったため、パンディータの不戦勝がアナウンスされた。
リングには現れなかったカシンだが、試合後の売店ではちゃっかりサイン会を開催。観客へのファンサービスを行った後、因縁のパンディータを見つけるや、またも襲撃。両者の遺恨だけがますます深まった。
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