4月絶好調を生むオフの徹底した準備 球界最年長野手・井口資仁の現在地

中島大輔
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秋山、小久保両氏からの影響

プロ野球が開幕し、好スタートを切った選手とそうでない者の明暗が分かれている。シーズンの幕開けとともに勢いに乗れるか否かは、オフ期間にどんな準備をしてきたかによるところが大きい。

「恥ずかしいな、けっこう。最初だけいつも良いんですよ」

 千葉ロッテの井口資仁は日本球界に復帰して以降の過去7年間、4月に月間打率3割以上を5度記録していることを知らされると、そう苦笑した。だが、好発進は決して偶然ではない。

(映像制作:ZON)
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著者プロフィール

1979年埼玉県生まれ。上智大学在学中からスポーツライター、編集者として活動。05年夏、セルティックの中村俊輔を追い掛けてスコットランドに渡り、4年間密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『プロ野球 FA宣言の闇』。2013年から中南米野球の取材を行い、2017年に上梓した『中南米野球はなぜ強いのか』(ともに亜紀書房)がミズノスポーツライター賞の優秀賞。その他の著書に『野球消滅』(新潮新書)と『人を育てる名監督の教え』(双葉社)がある。

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