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２０１６年注目の若手女子プロ５人　技と華麗さを併せ持つニューヒロイン

北村収 2016年3月2日 11:55

将来のスター候補・香妻琴乃

【写真：ALBA.Net】

　一昨年の２０１４シーズン。たびたび優勝争いを演じた香妻琴乃は、魅力的なルックスが人気に拍車をかけ、常にテレビ、新聞、雑誌で注目される選手となった。昨シーズンは初優勝が期待されたが、特に序盤戦は腰痛などに悩まされて満足のいく成績が残せなかった。終盤の数試合で上位に入りなんとかシード権は保持する。

【写真：ALBA.Net】

　小柄な体型と愛くるしい笑顔からは想像できないが、国内女子ツアーの中でも飛ばし屋で有名。さらに、１４年には平均パット数で１位になるなどパッティングもうまい。
　データもビジュアルも将来の大スターを予感させる香妻。今シーズン、早めの初優勝と、昨シーズンのようにけがに悩まされることがなければ、賞金女王争いの一翼を担う可能性もあるかもしれない。

【写真：ALBA.Net】

[選手プロフィール] 香妻琴乃（２０１５年賞金ランク４８位）

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紆余曲折を経た「元祖・美少女ゴルファー」森美穂

【写真：ALBA.Net】

　１４歳で国内女子ツアーに出場を果たすなど、ジュニア時代から注目を集めていた森美穂。２０１１年にはじめて受けたプロテストでは、誰もが問題なく通過すると思っていたが予想外の不合格だった。その後もプロテストは苦戦を強いられ昨年５度目の挑戦でやっと合格した。

【写真：ALBA.Net】

　ジュニア時代の同級生の中には、すでにツアー優勝を果たしている選手も少なくない。紆余曲折を経てきた分だけ強くなった森を見せられるか？　ツアー出場順位を決めるクォリファイングトーナメント（ＱＴ）では４４位と善戦し、ルーキーイヤーとして２０１６年シーズンに挑む。

　趣味は釣り。「元祖・美少女ゴルファー」の森が、ゴルフトーナメントでも“勝利を釣り上げる”ことができれば、一気にギャラリーからの注目を集める存在になることは間違いないだろう。

【写真：ALBA.Net】

[選手プロフィール] 森美穂（ルーキー）

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著者プロフィール

北村収

1968年東京都生まれ。法律関係の出版社を経て、1996年にゴルフ雑誌アルバ（ALBA）編集部に配属。2000年アルバ編集チーフに就任。2003年ゴルフダイジェスト・オンラインに入社し、同年メディア部門のゼネラルマネージャーに。在職中に日本ゴルフトーナメント振興協会のメディア委員を務める。2011年4月に独立し、同年6月に(株)ナインバリューズを起業。紙、Web、ソーシャルメディアなどのさまざまな媒体で、ゴルフ編集者兼ゴルフwebディレクターとしての仕事に従事している。