サンチェの連覇はあるのか!? Jリーグマスコット総選挙大予想(1)

宇都宮徹壱
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昨年の第3回総選挙はサンチェ(サンフレッチェ広島/前列中央)が優勝、果たして今年センターポジションに立つのは? 【宇都宮徹壱】

 Jリーグの新シーズン開幕を告げる富士ゼロックス・スーパーカップで、「Jリーグマスコット総選挙」が行われるようになって今年で4年目となった。今年も39体のマスコットが集合写真のセンターポジションをめぐる熱いバトルを繰り広げる。

 また今年から、ツイッターのハッシュタグを利用して、ツイート数を投票としてカウントする方式が採用された。レギュレーションの変更をめぐる是非もあるようだが、ライト層を取り込みやすいこと、そして「やっている感」を内外に発信できることを考えれば悪くないアイデアだと言えるのではないか。

 そんな中、スポーツナビではJリーグのマスコットを愛してやまない5人の有識者を集め、今年の総選挙の行方をアンケート形式で占ってもらう企画を実施する。アンケートでは、単に上位3位を予想するだけでなく、奮起を促したいマスコットや期待したいマスコット、さらには2016年のマスコット界のトレンドについても占っていただく。

 今回ご登場いただく1人目の有識者は、漫画家のとうこくりえさん。とうこくさんはサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』にて05年より『蹴球風見鶏』という連載を続けており、キャラの立った可愛らしいマスコットたちが縦横無尽に誌面を駆けまわっている。内容そのものの面白さもさることながら、作品から伝わってくる、とうこくさん自身の溢れんばかりのマスコット愛に共感するファンも多いはずだ。

とうこくりえさん(漫画家)

──ご自身のお仕事とマスコットとの関わりについて教えてください

 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』紙上にて、『蹴球風見鶏』という漫画連載をやらせていただいています。最初はもうちょっと普通の風刺漫画だった気がするのですが、気がついたらマスコットばかりが出てくる謎の連載に……。
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著者プロフィール

1966年生まれ。東京出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、97年にベオグラードで「写真家宣言」。以後、国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。旅先でのフットボールと酒をこよなく愛する。著書に『ディナモ・フットボール』(みすず書房)、『股旅フットボール』(東邦出版)など。『フットボールの犬 欧羅巴1999−2009』(同)は第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。近著に『蹴日本紀行 47都道府県フットボールのある風景』(エクスナレッジ)

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