センバツ出場32校はどこへ!? 激論必至な四国地区、中国地区
昨秋の神宮大会を制した四国地区の高松商(香川)。これにより神宮枠は四国地区に1枠与えられる 【写真は共同】
昨年9月16日の運営委員会で出場枠は例年通り、一般枠28校、21世紀枠3校、明治神宮大会枠1校と決まった。一般枠の内訳は以下の通り。
北海道→1
東北→2
関東・東京→6(関東4、東京1が基数となり残り1校を両地区で比較)
東海→2
北信越→2
近畿→6
中国・四国→5(中国2、四国2が基数となり残り1校を両地区で比較)
九州→4
高松商が神宮Vで四国に1枠増
四国地区の高松商と明徳義塾(高知)、中国地区の創志学園(岡山)と南陽工(山口)と決勝に進んだ2校ずつは選出がほぼ確実。例年ならば準決勝で敗れた四国地区の済美(愛媛)、土佐(高知)、中国地区の開星(島根)、如水館(広島)が選考の土俵に上がる。
まず3校目が比較される中国地区は、開星が優勝した創志学園に0対5、如水館が準優勝の南陽工に3対6で敗れた。点差だけならば如水館に分があるように見える。さらに開星は1回、2回で5失点。延べ8投手で必死に継投した如水館は7回まで1対1と食い下がった。この部分がどう評価されるかに注目が集まりそうだ。
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21世紀候補でもある小豆島の実績
時系列で先に決まる21世紀枠の選考次第では、この小豆島を選考の土俵に乗せてくるかもしれない。そして、両地区の比較で四国4、中国2のアンバランスな形になるのか、両地区を3校ずつにしてバランスを重視するのかも選考委員の腕の見せ所になると言えそうだ。