【SB】“MMA仕様”のサワーが弘中に快勝 ヘビー級王座はRISE清水賢吾が戴冠
練習の成果が随所に見えたサワー
メインイベントでは、年末のRIZINにMMAでの出場が決まっているサワー(中央)が随所に練習の成果を見せ快勝 【中原義史】
メインイベントは年末のビッグイベント「RIZIN」(29・31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビューが決まっているアンディ・サワーと、保持していた修斗世界ウェルター級王座のベルトを11月末で返上したばかりの弘中邦佳による、1年ぶりの再戦。SBルールによるワンマッチでの激突となった。
両者は昨年11月に対戦し、左フックとジャブで2度のダウンを奪ったところでセコンドからのタオルが入りサワーが3ラウンドTKO勝利。
弘中(右)も戦い抜いたが、サワーが3者30−27の支持で判定勝利となった 【中原義史】
手の負傷で大会欠場となったRENAだが、年末までの回復をアピール 【中原義史】
2冠王者となった清水 RIZIN参戦を猛アピール
1DAYヘビー級トーナメントはRISEの清水が優勝。年末参戦へ猛アピールした 【中原義史】
初戦でブラジルのMMA戦士シャカール・ピーターソンに右から返した左フックを浴びてダウンを喫した清水だが、これでエンジンが掛かったか、ヒザを交えたパンチラッシュで1度目、左フックで2度目のダウンを奪って逆転ノックアウト。決勝ではパンクラスMISSIONの佐藤光留を計3度倒して(2ラウンド0分43秒 TKO)勝ち上がってきた南国超人を、今度は左フックで3度倒し(1ラウンド1分09秒 KO)、RISE王座との2冠王者に輝いた。
試合後マイクを持った清水は「今日で日本最強は証明したと思うので、けがもないし年末は暇なので、ぜひ年末、呼んでください」とこちらもRIZIN出場をアピール。大会中のさいさつではシーザー武志会長が、サワーとRENAの参戦以外に、SBマッチが1試合RIZINで組まれることを明かしており、RIZINの榊原信行実行委員長もリングに上がってあいさつするなど、SBとRIZINの協力体制・良好な関係を印象づけた。
高橋藍は勝利で現役生活に幕
高橋藍は魅津希に初勝利を飾り、現役生活に幕を下した 【中原義史】
SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者・宍戸大樹とSB日本スーパーウェルター級(70kg)王者の坂本優起はともにMMAからの刺客を迎え撃ったものの、宍戸は上迫博仁に、坂本は郷野聡寛に判定負けを喫している。
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