チャンピオンズカップ出馬表(想定騎手) 武豊コパノは何番人気?想定オッズも掲載

競馬専門紙「優馬」
 史上初のGI(級)10勝を目指すホッコータルマエの連覇か、昨年は出遅れて大敗したコパノリッキーが雪辱を果たすか。武蔵野Sを制した3歳馬ノンコノユメの参戦で、さらに盛り上がりを見せるダート王決定戦・チャンピオンズカップの出走予定馬を、想定騎手、想定単勝オッズ付きでご紹介します。

ホッコータルマエvsコパノリッキーに割って入るかノンコノユメ

ダート界の新星ノンコノユメも有力馬の1頭 【撮影:日刊ゲンダイ】

 連覇を狙うホッコータルマエは今年、交流GIを2勝上積みし、ドバイワールドカップでも5着。前走のJBCクラシックは3着に敗れたが、久々に加え、逃げ有利な馬場に泣いた印象で、ここは巻き返して当然と言ってもいいだろう。

 対するコパノリッキーは、昨年のこのレースで痛恨の出負け。休み明けの2走前こそ不覚を取ったが、今年さらに力を付けたのは間違いない。先手を取れれば再びの逃走劇も。

 脚質的にも怖い存在なのが3歳馬のノンコノユメ。ユニコーンS〜ジャパンダートダービーを連勝して名実ともに3歳馬の頂点を極めた同馬。古馬との初対戦だった武蔵野Sでは58キロを背負っての差し切り勝ちと、ここでも決して侮れない。

 今年の外国馬は1頭のみ。香港からガンピットが参戦する。オールウェザーで7戦全勝、素質豊かなドバウィ産駒に加え、名手パートンが騎乗するともあって、底知れない不気味さが漂う。

 他にも、JBCクラシックでコパノリッキー・ホッコータルマエに割って入っての2着と、充実著しいサウンドトゥルーや、JBCスプリントを逃げ切ったコーリンベリーワンダーアキュートローマンレジェンドニホンピロアワーズナムラビクターといった常連達も無視できない勢力だ。

第16回GIチャンピオンズカップ出走馬一覧(想定騎手・オッズ)

2015年12月6日(日)15時30分発走予定
中京競馬場 ダート1800m 1着賞金:9400万円

ホッコータルマエ 幸 3.0(1)
〔16.3.6.7〕牡6 (栗)西浦勝一
史上初となるGI(級)10勝を目指す砂の王者。休み明けを叩かれ必勝態勢で臨む。

コパノリッキー 武豊 3.4(2)
〔10.2.2.4〕牡5 (栗)村山明
先行力を武器にGI(級)を5勝。昨年の当レースでは出遅れて大敗。今年こそは。

ノンコノユメ ルメール 3.7(3)
〔6.1.1.1〕牡3 (美)加藤征弘
58キロを背負った前走武蔵野Sで古馬相手に快勝。ダート界の世代交代を狙う。

サウンドトゥルー 大野 14.5(4)
〔7.7.8.8〕セ5 (美)高木登
日本TV盃でコパノリッキーに勝利。前走JBCクラシックでも2着と充実著しい。

ローマンレジェンド 岩田康 22.9(5)
〔10.1.6.8〕牡7 (栗)藤原英昭
昨年の3着馬。GI(級)での優勝は3年前の東京大賞典のみだが、まだまだ健在。

ナムラビクター 秋山 23.5(6)
〔7.3.5.8〕牡6 (栗)福島信晴
重賞1勝馬だが、昨年の当レースで2着するなど、とにかく相手なりに走るタイプ。

ワンダーアキュート 和田 27.6(7)
〔13.10.7.16〕牡9 (栗)佐藤正雄
GI(級)3勝の古豪。9歳馬ながら5月のかしわ記念を制するなど元気一杯。

ロワジャルダン 浜中 28.6(8)
〔6.2.0.3〕牡4 (美)戸田博文
夏に条件戦を連勝し、前走のみやこSで重賞初制覇。勢いに乗ってGI獲りに挑む。

ガンピット パートン 32.0(9)
香港〔8.2.1.7〕セ5 [外]ファウンズ
左回りとダートが初めてとなるが、香港のAWコースで7戦7勝という実績がある。

グレープブランデー ムーア 44.4(10)
〔7.5.2.16〕牡7 (栗)安田隆行
一昨年のフェブラリーSの勝ち馬だが、その後は未勝利。鞍上ムーアで復活なるか。

ダノンリバティ アッゼニ 47.1(11)
〔2.4.0.6〕牡3 (栗)音無秀孝
初ダートのレパードSで2着に好走しBSN賞を優勝。叔父にヴァーミリアン。

コーリンベリー 松山 66.7(12)
〔7.3.1.5〕牝4 (美)小野次郎
前走JBCスプリントでGI(級)初制覇。1600m以上で勝ち鞍がなく距離克服が鍵。

サンビスタ M.デムーロ 80.0(13)
〔10.4.6.7〕牝6 (栗)角居勝彦
昨年のJBCレディスクラシックなど牝馬限定の交流重賞を5勝。当レースは昨年4着。

クリノスターオー (騎手未定)  88.9(14)
〔7.2.1.10〕牡5 (栗)高橋義忠
重賞3勝。先行して渋太く粘る競馬が得意。昨年の当レースでは逃げて8着。

ニホンピロアワーズ 酒井 160.0(15)
〔13.9.5.13〕牡8 (栗)大橋勇樹
3年前のJCダートの勝ち馬。今年は5戦して5着が最高と若干の衰えが感じられる。

グランドシチー 津村 266.7(16)
〔8.6.6.22〕牡8 (美)相沢郁
ダートの追い込み馬。今年は1月の東海Sで好走したが、その後は3戦連続で10着。

以下は除外対象馬。

アウォーディー (騎手未定)
〔6.4.6.12〕牡5 (栗)松永幹夫
ダートに路線変更して圧巻の2連勝。除外濃厚のため12/2の浦和記念に回る予定。

ハッピースプリント ボウマン
〔8.1.2.8〕牡4 [地]森下淳平
昨年の南関東二冠を制した地方競馬の雄。帝王賞3着など中央馬相手にも好走。

イッシンドウタイ (騎手未定)
〔10.5.9.25〕牡6 (美)伊藤圭三
重賞勝ちはないが安定した末脚で掲示板に載ることは多い。約半年ぶりのレース。


※順に馬名、想定騎手、想定単勝オッズ(人気)、戦績、性齢、厩舎、寸評。
※出走可能な特別登録馬を想定単勝オッズ上位順に掲載しています。
※想定騎手は変更になる場合があります。
※想定オッズは優馬独自の基準で算出しています。
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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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