ジャパンカップの調教BEST5を大発表 1位はラブリーデイ?ミッキークイーン?

競馬専門紙「優馬」

ジャパンカップ 調教BEST5

 競馬専門紙「優馬」プレゼンツ『調教BEST5』。ジャパンカップ出走馬で、調教・最終追い切りでの評価が高かった馬BEST5をご紹介します。ラブリーデイ&ミッキークイーンは勿論、気になるゴールドシップは果たして何位なのか……。全馬の最終追い切り時計や、パドックでチェックすべきポイントも掲載。それでは調教第5位からカウントダウンスタート!

第5位 ラブリーデイ

安定した状態をキープしているラブリーデイ(奥、撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

1)ラブリーデイ
日本 牡5 (栗)池江泰寿
[好気配]川田26日栗CW不
54.4 - 40.5 - 12.8(7)馬也先着
(3才1600万アッシュゴールドG前強目の内1/2馬身先着)
○…軽快な動きで調子はすこぶる良い
気配…8 動き…8

 秋3戦目ということで、中間に強い負荷を掛けないのは中2週で臨んだ前走と同様。すっかり好走パターンとして定着したCWコースでの4F追いだったが、馬体のハリや動きの力強さは一際目立っていた。併せた相手も馬場状態も前走の追い切り時とは違うが、状態は高いレベルで安定している。

池江寿師「東京コースはスタミナもパワーも必要だけど、去年とは充実度で雲泥の差がある。不安よりもこなしてくれるという期待のほうが大きいよ。折り合いひとつでチャンス十分だろう」

パドックここをCHECK→パドックでは無駄な動きをしないタイプ。極端な馬体減にだけ注意。

第4位 ミッキークイーン

単走の追い切りで順調さをアピールしたミッキークイーン(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

11)ミッキークイーン
日本 牝3 (栗)池江泰寿
[好気配]助手26日栗CW不
53.5 - 39.3 - 12.2 (7)G前追う
○…勝った後も至って順調。好状態を保つ
気配…8 動き…8

 秋華賞後は短期放牧へ。同厩のラブリーデイと同じく最終追いはCWコースでの4F追いだが、こちらは牝馬の分、単走での追い切り。首を巧く使ったリズミカルな走りは前走時と同様で、瞬発力を感じさせるバネの利いた走りは流石と言ったところ。好調キープは間違いない。

池江寿師「短期放牧に出していたけど、背腰の疲れはすっかり取れた。1週前の動きが抜群で更にキレ味が増した感じ。10キロほど馬体は減りそうだけど、力は出せるし一発があっていいよ」

パドックここをCHECK→馬体減は仕方ない。イレ込むことなく、リズム良く歩けているかどうか。

第3位 ゴールドシップ

珍しくCWコースで追い切りを行ったゴールドシップ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

12)ゴールドシップ
日本 牡6 (栗)須貝尚介
[好気配]横山典26日栗CW不
(6)81.2 - 66.0 - 51.8 - 38.7 - 12.9 (7)馬なり
○…ひと追いごとに気配が上昇し仕上がる
気配…8 動き…8

 1週前追い切りは坂路で抜群の動きを見せ、併走馬を1秒ちぎって好時計をマーク。活気ある動きから、久々がプラスに出ている印象。最終追い切りはCWコースで単走だったが、素軽い動きを見せた。いつもはぎこちなく見せる首の使い方も前走時より良化。同馬が最終追い切りをCWコースで行ったのは、JC15着から巻き返した2013年の有馬記念3着時と、3カ月ぶりで勝った同じく2013年の阪神大賞典以来のことである。

須貝尚師「先月の発走再審査は問題なくクリア。1週前がジョッキー騎乗で文句なしの動きだったし、きっちり仕上がった。東京コースでも勝っているし、気分を損ねずに走ってくれれば」

パドックここをCHECK→パドックでは大人しいタイプ。休み明けなので、動きがあまりにも鈍くなければ大丈夫。

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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