秋山、三冠前哨戦で曙の荒技に屈辱失神 青木&佐藤が二丁拳銃を破りV2達成
曙の場外でのヨコヅナインパクトで失神した秋山。11.1三冠王座戦を前に暗雲 【横田修平】
セミファイナルでは、11.1青森県武道館で行われる三冠ヘビー級前哨戦として、曙&吉江豊&西村修&KENSO組vs.秋山準&大森隆男&渕正信&ウルティモ・ドラゴン組が激突。三冠王者・曙が「王道トーナメント」を制した秋山を公開処刑し、怪気炎を上げた。
曙の場外ヨコヅナインパクトに会場騒然
曙の場外でのヨコヅナインパクトに会場は騒然 【横田修平】
ダメージの激しい秋山はノーコメント。一方、曙は三冠ベルトを悠然と掲げて引き揚げた。
青木&佐藤が二丁拳銃を破りV2達成
二丁拳銃を破りジュニアタッグリーグV2を達成した青木&佐藤組 【横田修平】
インディーマット界で数々のタッグタイトルを獲得してきたヤンキー二丁拳銃は、トリッキーな攻撃と息の合った連係で青木、佐藤にペースを握らせず。青木が宮本にダイビングボディープレスを見舞うと、イサミがダイビングダブルニードロップでカットに入るなど、捨て身の攻めを見せる。だが、佐藤は得意のサブミッションでスタミナを徐々に削り、青木が宮本とのラリアット合戦を制してオブジェクトでフィニッシュ。2年連続で、ジュニアのタッグチームの頂点に立った。
今シリーズ開幕戦の10.11後楽園大会で、ヤンキー二丁拳銃に敗れた金丸義信&ウルティモ・ドラゴン組が、アジアタッグ王座の返上を表明。青木&佐藤組も元王者組に勝利しているにも関わらず、決勝を待たずして11.15八王子大会で、ヤンキー二丁拳銃vs.鈴木鼓太郎&中島洋平組による新王座決定戦が発表された。だが、青木は「アジアはジュニアのベルトか? このリーグ戦は予選会か? 違うだろ!」と、現存する日本最古のタッグ王座を完全無視。「リーグ戦で優勝することがオレたちの目標。未来じゃなくて今を見ようぜ」と、ジュニアがメインイベントを飾る年に一度の祭りを盛り上げた自負から、さらに全日本マットを活性化すると吠えた。
一方、あと一歩で敗れたヤンキー二丁拳銃だが、イサミは「日本の底辺からアジアまで行けるんだ。夢のある世界だぜ! ここから這い上がるぞ」と、アジアタッグ王座獲りと、変態自衛隊コンビへのリベンジを誓った。
諏訪魔と宮原が共闘 世界タッグ出場へ
諏訪魔と宮原健斗が共闘を表明。世界最強タッグ決定リーグ戦出場をアピール 【横田修平】
宮原は9.26後楽園でゼウスに襲われていた諏訪魔を救出。宮原のパートナーであった潮崎豪が退団したことを受け、 諏訪魔はEvolutionに宮原を勧誘。今大会を返答期限に定めていた。
この日はゼウスを交えた3WAYマッチで激突。宮原に迫る諏訪魔をゼウスが妨害する形で幕が開き、ヘビー級ならではの激しい肉弾戦となるも、次第にゼウスが暴走。パイプイスを手に2人に殴り掛かり、制止しようとしたボンバー斉藤レフェリーを場外へ投げ捨てたため、ノーコンテストの裁定が下された。
試合後、改めて返答を求める諏訪魔に対し、宮原は「オレはアンタの下に就くつもりはない。すなわち、Evolutionに入るつもりもない。おまえだけを利用させてもらう」と、ユニット入りは拒否したものの、最強タッグでのコンビ結成を要求すると、諏訪魔も握手で呼応。宮原は「最強タッグ、オレがどんどん面白くするぞ」と宣言した。
22歳の新人・佐藤恵一がはつらつデビュー
22歳の元高校球児・佐藤恵一がデビュー 【横田修平】
「忘れられない一日になった」と、たくさんの人達に支えられてのデビュー戦を振り返った佐藤は「ジュニアで活躍する選手たちに並んで、必ず超えたい」と飛躍を誓った。
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