藤原あらしはイタリア2冠王を警戒 5.2「ZONE×REAL」前日計量
キックボクシング「ZONE」とMMA「REAL」がタッグを組んで行う第2回大会に出場する選手たち 【FIGHTING GLOBE】
大会はまずZONEが12時からスタートして本戦8試合、その後で会場はリングからケージ(金網)への転換を行い、18時からスタートするREALでも8試合が行われる。
あらし「心の折れたところでKO狙う」
日本人初のルンピニー王座獲りに失敗した藤原あらし(右)はイタリア2冠王カルロ・パウパッダ戦で出直し 【FIGHTING GLOBE】
一方、第6試合・セミファイナルの1つ前という試合位置となった森井洋介は、前回3月22日にルンピニーランカーであるシントンノーイに最終回ハイキックでKO負けを喫して以来の再起戦。早い間隔での試合となり、今回も元ルンピニー王者で現MA日本王者であるマキ・ピンサヤームを迎えるが、「何が来るか分からないのがタイのトップランカーなので、ガードを意識したい」と自身の課題を語り、しかし「求められているのはKOだと思うし、自分も狙っているのはKOなので」と、自身の姿勢は変えることなく倒しに行くと話した。
MMA3戦目ライカは「パンチしかない」
MMA3戦目に挑む元プロボクシング東洋太平洋女子ライト級王者のライカ(右) 【FIGHTING GLOBE】
またREAL初の女子マッチで、MMA3戦目に挑む元プロボクシング東洋太平洋女子ライト級王者のライカは、「パンチしかないですから」と笑いつつも、試合まで長南亮氏のTRIBE TOKYO MMAで練習を積んでおり、「つかんできたら離して、相手に付き合わないでパンチを活かしたいです」とMMAでの初勝利を狙う。
またREALでは前回高瀬大樹をワンパンチでのノックアウトに下したカルロス・トヨタとプロレスラー矢野啓太による異色マッチも行われる。
主な出場選手のコメント
KO負け以来の再起戦となる森井は「求められているのはKO」と倒しに行く構え 【FIGHTING GLOBE】
「(対戦相手のパウパッダは)思ったより小さくて、パワーが固まっているような感じですね。身長が分からなくてどう行こうかと思っていたのですが、やり方が固まりました。映像を見たら自分の戦い方を分かっているというか、思った通りのパワータイプでブルファイターです。僕もブルファイターなので、ブルファイター同士潰し合って、どっちが強いか分からせてやります(笑)。パワーとスピードがあって意外と厄介そうですが、相手のやりたいことをさせないで、心の折れたところでKOを狙いたいです」
■森井洋介
「前回は最後気を抜いたところにハイキックをもらっちゃって、これも勉強かなと思います。今回は技術面を重視して練習してきて、ダメージはないので、全開で行けると思います。何が来るか分からないのがタイのトップランカーなので、今回も今後も、カードを意識するのが課題です。メインに負けないぐらいの試合をしたいし、求められているのはKOで、自分も狙っているのはKOなので倒しに行きます」
■ライカ
「やっとMMAが分かってきたので、まだやらなきゃいけないことはいっぱいありますが、今の時点で分かっていることを活かして挑戦したいです。相手が掴んできたら離して、相手に付き合わないでパンチを活かしたいです。パンチしかないですから(笑)」
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