大森激怒…二人三脚特訓不発でまたも『GET WILD』に亀裂!!
まさかの二人三脚特訓に大森は激怒 【全日本プロレス】
■秘密特訓はまさかの二人三脚
先日の記者会見における征矢の「負けた場合は大森さんを追放する」というトンチンカンな発言から、チーム内に亀裂が生じていた『GET WILD』。征矢は、「大森さんが勘違いをして、会見途中に抜け出すという粗相をしました」と未だに自分の発言に疑問を持っていない様子だが、「僕の熱意を感じ取ってもらって、より強力なチームにするために大森さんと一緒に練習をします」と関係修復のために、今回の公開練習を企画した。
初めは嫌そうな顔をしていた大森だったが、「まあ、人間誰しも勘違いはあるからな。こうやって練習をしようということは意気込みは本物。おまえの熱意は伝わったよ。俺も大人げなかった」と素直に征矢と仲直り。再び手を取り合って、世界タッグ王座の挑戦権獲得を目指すことを誓った。
そして、始まった公開練習だが、まずはストレッチ。「歳の割には柔らかいだろう」という大森の体の柔らかさには征矢も「すごいですね!」と驚嘆するほど。「何年選手だと思ってるんだ? 20年選手だぞ!」と大森も自慢げだ。一方の征矢の体は硬い。「あいててて! 何するんですか!」と大森に体を押されて悶絶。「ちょっと恨みがこもってないか!? 試合前にケガしたらどうすんだ!」とちょっぴり不満げだ。
その後、タオル引きのトレーニングを行なった二人。そして、いよいよ今回の公開練習のメイン、征矢曰く、「歴代の名タッグチームがやってきた秘密の特訓」を行うことになった。気になるその中身。キャリア20年の大森すらも知らなかったその秘密特訓とは、なんと二人三脚だったのだ。
大森と自分の足を柔道の帯で結び、「これから二人三脚でロープを走ります。これが秘密の特訓だ!」と自信満々の征矢。大森は「に、二人三脚? おい、ホントに名タッグチームがこれをやってきたのか? プロレスに関係あんのか?」と疑問の表情だが、征矢は「もちろんじゃないですか!」と胸を張る。
仕方なく征矢に従い、二人三脚でロープワークに挑んだ大森。しかし、走りだした途端、「アーッ!」と絶叫しながら、右足を抑えて悶絶だ。「ヒザを捻った……」と苦悶の表情を浮かべる大森は、たまらずリング外へ退避。「何やってんだ! これじゃチームワークになってないだろう!」と怒鳴る征矢だったが、対する大森も「おまえの考えてることがさっぱりわかんねえよ!」と怒り心頭。遂には呆れ顔で「やってらんねえよ!」と吐き捨てると、道場から出て行ってしまったのだ。
GET WILDはどんな壁でも乗り越えられる
「やってらんねえよ!」と吐き捨て道場を飛び出す大森 【全日本プロレス】
そもそも、今回の二人三脚特訓だが、征矢によると「ロード・ウォリアーズやファンクスがやっていた」とのことだが、聞いたこともない話。情報元は『週刊プロレス』らしいのだが、甚だ信用しがたい情報ではある。
しかし、征矢は、「大森さんは勘違いしている。僕は大森さんに気持ちをわかってもらいたいんですよ。だから、今回のことは全然気にしません。なぜなら、僕らは『GET WILD』だからです。『GET WILD』ならどんな壁でも乗り越えられるんですよ! 必ず気持ちをわかってもらって、最高の連係ができると信じています。わかってもらえるように説得しますよ」とどこまでもひとりよがり。「今回の特訓は成功でも失敗でもない。これからの始まりなんです!」と全くめげるところがない。
最後に「気分転換に山に行ってきます」と言い残して姿を消した征矢。今回、『TEAM ビチッと!』とのTLCマッチは、通常のタッグマッチよりチームワークが重要とされる試合形式だが、征矢のひとりよがりな勘違いが続く限り、『GET WILD』に勝ち目はなさそうだ。
■全日本プロレス『40th Anniversary Year HOLD OUT TOUR 2012』開幕戦
3月4日(日)東京・後楽園ホール 試合開始12:00
<世界タッグ次期挑戦者チーム決定戦〜ナンバーワン・コンテンダー・TLCマッチ〜 時間無制限勝負>
KENSO&カズ・ハヤシ(TEAM ビチット!)
大森隆男&征矢 学(GET WILD)
<シングルマッチ※場外カウントなし>
河野真幸
永田裕志(新日本プロレス)
<シングルマッチ 60分3本勝負>
諏訪魔
真田聖也
<遺恨清算シングルマッチ>
西村 修
吉江 豊
<シングルマッチ>
征矢 匠
岡林裕二(大日本プロレス)
<シングルマッチ>
KAI
中澤マイケル(DDTプロレスリング)
<6人タッグマッチ>
武藤敬司、近藤修司、大和ヒロシ
太陽ケア、田中 稔、中之上靖文
<タッグマッチ>
曙、浜 亮太
渕 正信、未定
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