内村が大差をつけて4連覇、鶴見は史上初の6連覇を達成=全日本体操競技選手権
体操全日本選手権最終日、男子で優勝した内村航平(中央)、2位の小林研也(左)、3位の田中和仁 【共同】
この日もすべての種目でレベルの高い演技をみせた内村。「今日の演技には満足してないので、4連覇してもうれしくない」と常に高みを目指す内村らしさを残したが、2日間合計で188.900点をマークし、2位の小林研也(KONAMI)に8.150点の大差をつけて4連覇を達成した。
また、女子では鶴見虹子(朝日生命)が2日間合計で110.700点とし、池田敬子、小菅麻里を抜き、史上初となる6連覇を達成。日本体操界に新たな歴史を作った。2位には田中理恵(日本体育大学大学院)が入った。
内村航平(KONAMI) 優勝/4連覇
体操全日本選手権最終日、女子で優勝した鶴見虹子(中央)、2位の田中理恵(左)、3位の新竹優子 【共同】
(全体的に)難度をあげたので、2日目は体力的にしんどかった。その中で粘り強く演技できたのはよかった。ミスは出てないので、このまま練習していけば体力はついていくと思うので、難度を下げるとこはない」
鶴見虹子(朝日生命) 優勝/史上初の6連覇
平均台が終わるまでは、途中経過は気にせず楽しくできた。ゆかはちょっと緊張した。(強さの秘けつは?)コーチの先生や両親がたくさん応援してくれて、そこが一番力になっている。美しくやることを一番心がけきてて、そこを評価してもらってるので、これからも頑張って表現していきたい」
田中理恵(日本体育大学大学院) 女子2位
(兄弟での表彰台については)兄はメダルを獲ってくるだろうと思っていたが、弟の佑典(順天堂大学)が5位にいたのでうれしかった。NHK杯まで頑張ろうと話した。弟のやる気が伝わって、兄も自分も頑張れたと思う」
最終順位
優勝:内村航平(KONAMI) 188.900
2位:小林研也(KONAMI) 180.750
3位:田中和仁(徳洲会体操クラブ) 180.050
4位:山室光史(KONAMI) 178.750
5位:田中佑典(順天堂大学) 177.050
6位:沖口誠(KONAMI) 176.150
<女子>
優勝:鶴見虹子(朝日生命) 110.700
2位:田中理恵(日本体育大学大学院) 109.350
3位:新竹優子(羽衣国際大学) 106.500
4位:大島杏子(朝日生命) 105.850
5位:寺本明日香(レジックスポーツ) 105.650
6位:飯塚友海(朝日生命) 104.450
※上位6人のみ表示
<了>
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