武藤“信玄”、蝶野“信長”が出陣! 夢の一騎打ちはあるか!?

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武藤(左)が信玄、蝶野(右)が信長に変身して3月さいたまに出陣!(左から2人目は稲姫役の水野裕子さん、同3人目は甲斐姫役の次原かなさん) 【t.SAKUMA】

 『信長の野望』『戦国無双』シリーズなどで人気のゲームエンターテインメント会社「コーエー」が、3月6日・7日にさいたまスーパーアリーナで“史上最大級の戦国イベント”と銘打ち、『戦国武将祭』を開催する。

 同イベントは、コーエーの戦国コンテンツ(『信長の野望』『戦国無双』シリーズ)を核に、声優陣、音楽アーティスト、タレント、そして武将ファイターたちが一堂に会し、巨大アリーナで戦国時代を表現する“新たな歴史ライブイベント”。桶狭間の戦い、本能寺の変、関ヶ原の戦いなどステージ全体で戦国時代を描き、声優陣によるドラマ、音楽アーティストによるライブ、様々な合戦における武将同士の激突をファイターたちの戦いで再現し、それらを組み合わせることで戦国時代の興奮、熱狂を生み出すイベントとなる予定だ。

 この『戦国武将祭』の武将ファイターとして、プロレス界からは武藤敬司=武田信玄、蝶野正洋=織田信長が出陣。この日、東京都内のホテルで開かれた発表会見に出席した武藤は「プロレスをより多くの人に知ってもらうことを生きがいとしている自分からしたら、これは最高のイベント。最高のアーティストに囲まれ、最高の試合をします」と気合十分。
 一方、「アイ、アム、ノブナガ!」と早くも戦国時代を象徴する名将が乗り移った蝶野は、「実は戦国ブームに乗り遅れていて、まだ勉強不足。3歳の子供といっしょにゲームで勉強していきたいし、ファミリー層もこのイベントに多数来場されると思うので、これを機会にプロレスも戦国イベントも大いに発展していけばと思います」と、さならる黒い蝶野“信長”に磨きをかけることを約束した。

プロレス人気回復の足がかりへ武藤、気合十分

武藤は映画『影武者』にちなみ、自身の影武者として神奈月投入も予告? 【t.SAKUMA】

 「プロレスをより多くの人に知ってもらう」をライフワークとしている武藤にとって、2日間で8万人の動員を見込んでいる同イベントへの参戦は願ってもないこと。「最高の試合を見せますよ」と早くも気合十分に語ると、「これを“点”から“線”にしてプロレスも盛り上げいきたいね」と、戦国ファンをプロレス界に取り込むことも意欲満点に語った。

 武藤が扮する武田信玄は、戦国随一の名将として知られているが、天下統一の夢は果たせず。だが、「オレはそうはいかないよ。天下を獲ります」と信玄超えを宣言。また、武田信玄と言えば、故・黒澤明監督による映画『影武者』が有名だ。
 「信玄の売りは影武者だからな。当日はオレの影武者として神奈月あたりが出るかも(笑)」と武藤。まさかのW武藤出現となるか!?

 さらには「くのいちが欲しいな……」とエロ社長ならぬエロ大名の顔ものぞかせると、「水野裕子ちゃんは総合もやってるとか言っていたし、これを機にウチに誘い込もうか」と野望もチラリ見せていた。

「アイ、アム、ノブナガ!」蝶野早くも乗り移った?

蝶野オリジナルの“黒い信長”が降臨か 【t.SAKUMA】

 一方、「アイ、アム、ノブナガ!」と早くも戦国時代の革命児が乗り移った蝶野だが、歴史に関しては「実はブームに乗り遅れていて……」と、それほど詳しくはない様子。だが「3歳の子供といっしょにゲームで勉強していきます」と、蝶野独自の“黒い信長”確立にヤル気だ。

 この武将ファイトに関しては、対戦カードなど具体的なことはまだ決まっておらず、「自分たちで試合数とかカードを決めていきたい」と蝶野。参戦人数などもこれからの話し合い次第になるものの、「プロレス界以外からも参戦するかもしれないし、色んな人たちをリングに上げて、プロレスのリングに戦国時代をはめ込みたい」と展望を語った。

 また、武藤も『戦国武将祭』におけるプロレスに関しては、2日間8万人規模の前での試合とあって「下手なヤツは呼べないし、下手な試合をプロレスと思われたら困るからね。プロ中のプロを呼ぶべき」と、超一流レスラーを多数召集することを示唆。史実では見られなかった信長vs.信玄の一騎打ちほか、このイベントでしか見られない夢の戦国オールスター対戦はもちろん、プロレスファンにとっても垂涎の夢カードが目白押しとなるかもしれない。

“歴女”杏さんが総合司会、イベントブースも多数

“歴女”としても有名な杏さん(中央)をはじめ、豪華キャストで戦国絵巻を盛り上げる 【t.SAKUMA】

 また、『戦国武将祭』の総合司会は“歴女”としても知られるモデルの杏さん、俳優の大東俊介さん、お笑い漫才コンビの麒麟が務め、同イベントのために結成されたPhoenix 2:00AM feat.Ami Suzukiがテーマ曲を担当するほか、姫武将として水野裕子(稲姫)、次原かな(甲斐姫)が出陣。

 メインアリーナ以外でも、コミュニティアリーナでは「戦国楽市楽座」が開かれ、戦国時代に関する展示やアトラクション、物販、コーエーのゲームが楽しめる体験エリア、トークショーなど行うイベントブースが設けられる。
 なお、コーエーによれば、2日間で8万人の動員を目標としている。
■戦国武将祭
3月6日(土)、7日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ 開場14:00 開演16:00(戦国楽市楽座は11:00〜20:30)
※公演の時間は変更になる場合がある。

【出演者】

<司会>
杏、大東俊介、麒麟

<声優>
草尾毅(真田幸村)
小杉十郎太(織田信長)
中田譲治(上杉謙信、徳川家康)
郷里大輔(武田信玄)
緑川光(明智光秀)
竹本英史(石田三成、柴田勝家)
神谷浩史(浅井長政)
高塚正也(黒田官兵衛、直江兼続)
前田愛(お市)
鈴木真仁(甲斐姫)

<音楽アーティスト>
Phoenix 2:00AM feat.Ami Suzuki
alan、SHANADOO、谷村奈南 ほか

<姫武将>
水野裕子(3月6日のみ)、次原かな ほか

<ファイター>
武藤敬司、蝶野正洋 ほか

※出演者は予告なく変更になる場合がある。
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